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「やりたいこと」と「できること」

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
gift project 「acelio」です。

さて、本日はギフトのこととは少し離れた話題になりますが、
年始に観た、「林先生が驚く初耳学!」でのお話が印象的でしたので
少しそのことについて考えてみたことを書き出そうと思います。

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(画像をクリックすると番組HPに飛べます。)


1月6日に放送された回では、
林先生が「やりたいこと・好きなことで生きる」ということについての授業をしていました。


「好きなことで生きる」というワードはここ数年でよく耳にするようになったものです。
2016~17年ごろからYoutuberが広く世に知られ、大手事務所のUUUMが動画として作成した広告の主なメッセージとしても
「好きなことで生きていく」というものが大々的に取り上げられました。

世間の風潮としてもそのような生き方を推し進めているようにも感じることがあります。


話を進める中で、林先生があるグラフを黒板に書きました。

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これは林先生が仕事について考えるときに
それぞれのベクトルを図示したものです。

①型は「やりたいことができる(仕事として成立している)」状態です。


具体的に私が考える①型の人を例に挙げるとするならば、
落合陽一さんです。


落合さんはメディアアーティストとして、また筑波大学の准教授としても活躍されている方で、
最近ではNEWS ZEROにも出演されていますので、知っている方も多いのではないでしょうか。

彼のことをざっくり言うと、興味のある分野で制作や研究をしていたら楽しくなってきて、
そのうち学会等でも高く評価され、多くの賞をもらい、
さらに他分野へ興味・行動範囲をどんどんと広げている方です。



もちろん、世の中の全員の人が落合さんのような①型であることに越したことはないと思います。
誰だって楽しくやりたいことが仕事になり、それで生きていけて、
かつ世の中がうまく回っていくとしたらそれはとても素晴らしい社会です。


しかし、現実はそうではないケースも多くあります。
実際にお話の中で林先生は自身のことについて、「僕は④だ」と言っていました。

その経緯としては、投資など自分にやりたいことをやろうと決め①になりたかったけれども、
うまくいかず、向いていないとわかったから、「できること」をするようになったとのことでした。

ただ、それは先生にとって不幸なわけではありません。
「できること」をしていたらうまくいき、社会から評価をされるようになったそうです。
また、自分が成したことにより誰かに幸せが生まれることを知ったり、
もともと自身にあった「どんな競争であっても、やるなら勝ちたい」という考えを達成することで幸せを感じているそうです。




2人の例をお話をしたところで、ここからは私の考えを書いていきます。

私自身、「やりたいこと」をして、それで生きていこうと日々、奮闘をしているところです。
そして、やりたいことに挑戦したり、その過程の中で新たな「興味のあること」を見つけていくのも素晴らしいことだと思っています。

しかし、「必ずしもそうあるべき」だとは全く思いません。


そもそも、突き詰めて「これがやりたい!」と思うものを全員が見つけられるわけではないと思います。
一概にその行動や仕事そのものが「やりたいこと」でなくても
その中で楽しみが生まれるかもしれません。
もしかしたら本当にやりたいことは「社会から評価される」や「家族を不便なく養う」ことだったりするのかもしれません。


ただ、これを読んでくださっている「あなた」がもし、
やりたいことで生きていきたいとするならば、心から応援したいと思いますし、お話も聞きたいですし、
何より共に高めあっていける存在になりたいと心から思っています。

そこで、その道を選択するにあたって少しだけアドバイスというか、
「これはしておいた方がいいんじゃないかな」ということをお話させていただきます。


それは、「しっかり自分と向き合って思考すること」です。


と、こんな風に偉そうに書いていますが、
これは私自身が「acelio」のコンサル役?にもなっている友人2人に
何度も何度も言われていたことです。笑

具体的に「自分と向き合う」ということを例に挙げると、


・やりたいことをできるだけ具体的・明確にすること。

これは「アイデア」を誰に向けたいのか、どんな風になってほしいのかといった、理念の根幹になる部分をはっきりさせる作業です。
また実際に実行に移すにあたってどんな要素がその中に含まれていて、
どのような計画で、どんな行動をしていくのかをできるだけ細かく考えることです。

ここを考えないと、結局行動できずに、時間だけが過ぎてしまったり、
いざ行動をし始めても浮足立ってしまったり、どうしていいかわからず、もともとあった中核になる考えが
ぐらぐらと崩れてしまいかねません。


そして

・自分の中での優先順位をはっきりさせる。

優先順位というのは、果たして「やりたいこと」が本当に1番なのかということです。
それよりも、安定した収入が得たいとか、
未来のことも考えるとすれば、○○歳には結婚したいとすれば、それに合わせて見切りをつけるのかなども考えておいたほうがいいかもしれません。


2つとも通して、「死ぬほど考える」ことが何よりも重要だと思います。
考えに考え抜いてもどうしようもないときはいろんな人(追いかける先輩のような人がいればその人であったり、また近い業態の方がいればその人でも)に
話してみるといいと思います。
それでも結論が出ないのであれば「やってみる」しかありません。
まだ私もその道の途中ですが、失敗から学ぶことも非常に多くあると感じています。



毎回のことながら長くなりましたが、まとめると、

「やりたいことで生きる」ことも「できることで生きる」のも、どちらも良いのではないか。人それぞれに合った幸せの形があるかもしれない。
・ただ私は①型に心の底からなりたいし、同じような人がいたらめちゃくちゃ応援したいし、お互い刺激を与えられるようになりたい。
・①型になりたいなら「死ぬほど思考する」べきだと思う。

といった感じです。
「やりたいこと」がある人にとって、思考を始めるきっかけの
一助になれればとても嬉しいです。



それにしても、やっぱり「やりたくないけどできること」を割り切って淡々とこなせる人ってめちゃくちゃすごいですよね。

林先生、さすがだなあ。笑



gift project 「acelio」


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