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Funleash主催セミナーリポート アカデミア体験セミナー 『経営を動かしたい人事と現場を動かしたい経営』

皆さん、こんにちは。12月8日に開催された主催セミナーの第二部、『経営を動かしたい人事と現場を動かしたい経営』をテーマとしたミニ講義の開催リポートをご紹介いたします。

ファンリーシュアカデミアとは、経営に深く関り、事業と個人と両方の観点から組織および人材の価値を最大化する「未来のリーダー」を育成するプログラムであり、下記3つの特長をもっています。

【特長1】
学びだけで終わらせない。現場実践のための基盤をつくるプログラム
【特長2】
個人の行動変容を支援する体制。受講前から受講後まで一人ひとりの課題に合わせたサポート。
【特長3】
アカデミック&実務経験を持つ最強の講師陣

今回のミニ講義の講師は、スタートアップから大企業まで組織・人事を通して事業成長を支援するコンサルタントとして、第一線で活躍する田口 光氏(合同会社YUGAKUDO代表)です。田口氏は2022年1月開講予定のFunleashアカデミア第3期の講師も務めます。

<講師プロフィール>
田口 光氏(アカデミアエッセンシャル講師)

合同会社 YUGAKUDO 代表
早稲田大学大学院商学研究科修了
大手人材サービス企業・エンジニアリングサービス企業にて、事業開発・事業戦略・上場準備・M&A・人事総務・人材開発部門経験を経て独立。組織コンサルタント会社Learning Strategy Partnersを設立。多くのベンチャー・スタートアップ企業で顧問・役員を務める。
2019年5月1日より合同会社YUGAKUDOとして活動。
所属団体: 経営行動科学学会、人材育成学会、マーケティング学会、(社)ATD Global Network Japan HPI研究委員、㈳企業研究会/組織開発研究委員
著書: 『組織文化診断と組織開発」(共著)(産業能率大学出版)、『弁護士・社労士・人事担当者による 労働条件不利益変更の判断と実務-新しい働き方への対応-』(共著)(新日本法規)
論文: 組織成長のジレンマを越えるリーダーシップスタイルのシフト

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中途採用者にも重要な人的ネットワーク構築

体験セミナー冒頭は、第一部セミナーでも触れられた「組織内のアクターネットワーク(人物相関図)を描けるようになること」について田口さんの講義からスタートしました。

新卒採用の育成については、多くのモデルが提示されている中で、中途採用者については研究されているケースが少ない。しかし組織内においては新卒・中途採用者を問わず、人的ネットワークの構築はその後のパフォーマンスに大きく影響を及ぼす点といえます。


経営に話が通じない。重要性を分かってもらえない理由

次に田口さんからは次の問いかけが出され、それがなぜ起きてしまうのかが解説されました。

こんな想いをしたことはないでしょうか?
「経営に話が通じない。」
「なぜこの重要性が分かってもらえないのだろう」

その要因となっているのは、株主・経営・マネジメント・ミドル・メンバーといった各階層の基本的な役割と、そこで使われている言葉が違うから。とのことです。

その経営とは、『どこに向かうのか、またその為に何に集中するかを意思決定し、社員にメッセージングすること』ともいえると、田口さんはおっしゃいます。
しかし現場にその経営メッセージをそのまま伝えると混乱が生じてしまう場合も多く、翻訳して伝えるという役割が重要とのことです。

またMission・Valueや企業としての数字目標と、直近で取り組んでいく施策との関係性についても、下記の図のように位置づけによって必要性は変わってきます。自社の組織能力の壁との関係性を見極めることが大切です。

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また「戦略とは何か?」という点も、この講義内では触れられました。

その中で「戦略とは経営資源の傾斜分配である」という大前提があるとのこと。チーム戦略を考える上でも、持ち合わせている資源がどのようなもので、どう活用していけるか、という点も深く思考していくことの重要性を改めて感じます。

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経営が求めていることを伝えるための「2つの眼」

また終盤では、経営が求めていることは「自社の事業を伸ばしていくキーファクターは何なのか?」を考えることだと伝えられました。そのために必要な経営と事業と組織をつないでいくこと。
これを実現するには何が必要なのでしょうか。そのためには・・・

上と下を結び付けることが必要。
例えると、鳥の眼(俯瞰する)・虫の眼(小さな点を見る)で捉えること。

この両方を行き来することから、どこに向かうのか、どのように向かうのか、などを経営層と話しをすることで、コミュニケーションは格段に向上すると伝えられました。

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今回の体験セミナーでは、ファンリーシュアカデミアでのプログラム内容から一部のご紹介でしたが、講座内では組織や個人の変革に必要な視点や思考アプローチの方法、そして実践への方法を数多く学んでいきます。

アカデミアお申し込みに関するご案内

ファンリーシュアカデミアとは、経営に深く関り、事業と個人と両方の観点から組織および人材の価値を最大化する「未来のリーダー」を育成するプログラムです。
アカデミア第三期は、2月より開催のHRMベーシックのお申し込みが、
1月5日(水)締切
となります。

概要や開催スケジュールを下記ページよりご確認頂き、ぜひお早めにご検討ください。(締切日以降のご相談はcontact@funleash.workまでご連絡ください)

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Report by  Mai Todagishi(ファンリーシュ・コミュニケーションサポーター)


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