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ミニチュアのパッションフルーツ 作ってみました

最近はいろんな南国フルーツのミニチュア作成にハマっているカオサンです。
今回はパッションフルーツの作り方を、自分の備忘録として記しておきます。


1. 皮を作る

お椀型にした樹脂粘土を、球面を上にして並べたところです。

 まず、樹脂粘土を丸棒に押し付けて、半球のお椀のような形に成形します。押しつける丸棒の大きさは作るスケールに合わせます。僕は直径6mmを使いました。粘土の厚さは皮の厚さになりますので、実物をよく見ながら厚みを決めます。また、丸棒に押し付けたままだと内側がフラットなので、けがき針などで引っ搔いてけば立たせます。球体面を上にして並べたら、皮の着色に入ります。まずは赤と黄色を混ぜて薄く下地色を塗ります。


下地色の着色

さらに仕上げの色を塗り重ねます。
僕は下記3色を使いました。

この3色を混ぜて使います。

仕上げ色を薄く2回~3回塗り重ね、仕上げていきます。

皮の仕上げ

2. 実?種?部分を作る

次に酸っぱい中身を作っていきます。
まず黒の樹脂粘土で極小の粒を作って乾かします。(写真はありません)
実物を見ながら粒がどのくらい入っているのか確認して極小粒を作っていくのですが、なかなか小さく作るのは至難の業。
まだまだ改良の余地ありです。

この黒の種がジェル状の実に包まれているのを表現していきます。
表面が撥水コーティングされている紙の上にクリアオレンジの着色材で着色したUVレジン液を爪楊枝で粒粒に置いていきます。

1mmくらいの大きさで爪楊枝で盛ります

その上に乾いた黒の極小粒を置いていきます。

粒の大きさがそろっていないので、次回の改善点ですね。

まずこれで、1回目のUVライト照射を行い、硬化させます。
固まったら、さらにレジンを上に盛り、黒の極小粒を包んでいきます。

包んでいます。

2回目のUVライト照射を行い、硬化させ、紙から外します。

コーティングしてあるペーパーであれば簡単にはがせます。

3.皮に実を詰める

出来上がった実を皮に詰めていきます。
皮の中に木工用ボンドをつけ、実をなるべく種がきれいに並ぶように詰めていきます。(でもこれが難しい!うまくできません。)

何とかこんな感じ

4.ジェルメディウムでゼリー感を出す。

最後の仕上げとして、実のゼリー感を出すために、リキテックスのジェルメディウムをクリアーオレンジで着色したものを実の上に塗りました。

ゼリー感が出ました。

まだまだ改善点はありますが、どうやって作ったら近づくかな?と考えながら試行錯誤していくのがホントに楽しいです。
僕のInstagramでは、他にもいろんな南国フルーツやタイ料理を投稿しています。ぜひ覗いてみてください!

ひとまず完成
ひとまず完成


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