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お!コロナにまつわる新しい横文字発見「エピセンター」:これを英語にしてみよう。ここから単語を広げられる?

また、新しいカタカナを、医師会が使っているのを発見!

エピセンター」:この単語、どこかで聞き覚えない?

コロナが発生する中心点、という意味で使っているようだ。


英語ニュースで使われるときは、

epicenter = (地震の)震源地

もしくは、

epicenter = 原爆の爆心地

という意味合いで、よく使われるコトバ。

例)
epicenter of Kobe's earthquake = 阪神淡路大震災の震源地
epicenter of Hiroshima's atomic bomb detonation = 広島原爆の爆心地

どちらも日本にとっては悪い記憶。

ドーンという大きな動きの中心地という意味合い。

語源:

'epi-' = 上、外(ギリシャ語)+ 'kentron' = 中央(ラテン語)

他にも、

① epidemic = 疫病
② epidermis = 皮膚の表面の皮
③ episode = エピソード(物語のはじめ)
④ epilogue = エピローグ(物語のさいご)
⑤ epitaph = 碑文(お墓の石碑に掘ってある文章)
⑥ epithet = 別名

ここまでくると、'epi-'の使い方、わかるね。

ちなみに、①のうしろの'-demic'はみんなに広まる病気、の意味合いがある。

①-1 epidemic = 疫病
①-2 pandemic = (世界的)流行病
①-3 endemic = 風土病

①-2の 'pan-'は「すべての人」の意味。

だから、そこからこんなふうに単語を広げることもできる。

pandemic = (世界的)流行病
Pan-American = 全米
Pan-Pacific = 環太平洋
panorama = パノラマ(全景)

英語のprefix(接頭語)とsuffix(接尾語)は、

漢字の「さんずい」「しんにょうへん」など、部首みたいなもの。見ただけで、意味を想定できるから、大切だよ。

これをとっかかりにすると、単語は覚えやすい。


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