英語を使いこなす秘訣:論文を読んでみよう!

英語のReadingを鍛える特訓法を一つご紹介します。

なるだけ色々な本を読むことに尽きるのですが・・・やみくもに読んでも上達した気がしない、という方にお勧めしたいものがあります。

それは・・・

「同じトピックで、難易度が高いものを読み、それから簡単なものを読んでみる」

ということです。

それでは、例を一つご紹介します。

例)コロナに関する論文を読み、その後同じようなタイム誌の記事を読む。

①論文

下記は、「若年層のロックダウンからの解放:政策立案者に向けた発表資料」というタイトルの、れっきとした学術論文です:

イギリスでは、早くも経済立て直しの案が次々と論文という形で発表されているんですねー。本当にスピードが早いと思います。

確かに、英語の内容は難しいです。ですが、論文が一番ハードな内容なので、これが理解できると、ジャーナルや雑誌の記事、普通の新聞の記事など、あらゆる読み物の理解が早くなります。

この論文がほとんど理解できないという方に・・・こちらで最初のIntroductionのみフレーズの訳を入れたものをアップしました。最初の1-2ページでも良いので、論文にチャレンジしてみませんか。

②タイム誌の記事

論文が終わったら、下記のTIME誌の記事を読んでみてください。「Governments Are Weighing How to Ease Coronavirus Lockdowns. Letting Young Adults Out First Could Be One Option」(政府がコロナウイルスのロックダウンをどのように解除するかを検討する―若年層の解放がその手法かもしれない)というタイトルですが、①であげた論文を紹介する記事になっています:

①を頑張って読み進めた後に、②を読むと、あれ?この英語はわかるな、というのが実感できると思います。ほんの少しでもそう感じることができればしめたものです。あれ?お!すごい!と思うことが、英語上達の一番の早道だからです。最初から②の記事を一生懸命読むよりはるかに上達します。

①と②で何を選択するかは個人の英語レベルに合わせてください。難易度が①>②であれば、なにを選択してもいいのです。①でなにを選ぶかは、人それぞれですが、パラパラとめくったとき、一行に1-2個分かる単語が入っているものを選ぶとちょうど良いかもしれません。


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