ギグワーカーって知ってる?
先日こんな記事を発見:
ギグワーカーは、「ネット経由で単発の仕事を受ける人」のこと。
つまり、
フリーランスで働く、
安定雇用ではない、経済の波の影響をもろに受ける
自由な働き方をする
働き方。
良くも悪しくも、日本でずっと増えなかった働き方。
コロナの影響もあり、どんどん増えているらしい。
ギグの英語は"gig"
(辞書の意味)
1.(ジャズの)1回だけの演奏
2.何人かでの即興演奏
3.1回だけの仕事、アルバイト、職
どちらかというと、スラングっぽい表現。
私は、以前バーでジャズピアノを弾いていたこともあり、どちらかというと一つ目の意味のほうが使いやすい。
Gigという単語そのものが、今回の意味合いで浸透しているか、というと、そういうわけでもない。
Independent contractor (=独立請負業者)
Freelance worker (=フリーランス)
という言葉のほうが今も知られている。
ただし、海外でもこの単語は今後主流になるはず。
2018年にはすでに、アメリカ人の29%がギグ・エコノミー圏内でメインのお仕事をしていた。アメリカのすごいところは、このうち約1/4は正社員としてギグ・エコノミーで働いていたこと。つまり、彼らにとって、ギグ・エコノミー=不安定な雇用形態、という意味ではない、のだ。
ギグ・エコノミーは、働く側に、もっと権限や起業家精神を与えるから良いトレンド、と言う人たちもいるし、企業と従業員という昔から続いてきた関係を崩す悪いトレンド、と言う人たちもいる。この対立は、日本で今まさに起こっている議論。
でも、アメリカでの議論は、さらに進んでいる。ギグ・ワーカーの中にも、ネットで自分のスキルを使って働く"independent gig workers"と、その場しのぎ的な仕事をする"contingent gig workers"がいて、差が開いているらしい。
この議論、日本でもどんどん進みそうだね。
みんなが自分の好きなワークスタイルを選べる時代がいつかくるんだろうか。
よろしければサポートお願いします!頂戴したサポートは、今後の記事の質向上に使わさせていただきます!