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バイト探しと常套句

ワシが高校生のバイト探しは、三行広告と
アルバイトニュースという冊子で探していた。

こんな雰囲気。のちにanとなる

当時はネット検索など無かったので、紙媒体で探す方法だった。
この冊子だと、正直年齢制限でNGが多かった。
その点、三行広告募集ではそのあたりはルーズ!!
当時の広告で

”倉庫内軽作業 〇〇興行”

というような、あまり聞いた事が無い会社の案件は、たいがい

”軽作業では無い”

だいだい終わると疲労感満タンになる重作業である・・・
そして割が合わないと感じる日当・・・
そんな経験を積んでいくと、なんとなくやばそうなバイトが判るようになる
別日に書き記した引越しのバイト会社は、明らかに胡散臭い会社だが、
①金払いは良い
②社長と奥さんは、胡散臭いけどやさしい
③年齢確認は超ルーズ
④超短期可(経験者は1日単発でもOK)
という4拍子揃った、ワシにとっても都合が良いものであった。
多分だが、会社にとっても都合の良いバイトだったと思う。
なんせ日当が、茶封筒にお札が入っているだけ。明細も無い。
そんなものであった。

もうひとつ
初心者でも親切丁寧に仕事教えます
これも、極めて胡散臭い

昔の雀荘の看板の常套句

雀荘看板のこの言葉も店によってはインチキみたいなもの
歓迎というのは、お気持ちをたくさん出してくれる初心者歓迎なのじゃ!!
ただひとつ、バイト先の初心者・・・と違うのは、

店員さんが優しい場合が多い

だって、カモだから。

こんな感じで財布の中身を減らす

胡散臭いバイトの方は、教える人にメリットがあまり無い場合が多い。
教える方もバイトで手当てが増える場合が殆ど無い。
従って、教える人には何の恩恵も無い場合が多い。
それゆえ、たいがいの場合教え方が、
めんどくせぇなぁ~見てればわかる
早くしろ!!こっち、あっち!!
違う違う!!1回で覚えろ、アホ!!

のような感じ。
これが普通だった。
こういう経験をすると忍耐力も付くのである。

そして、身体をかなり使うので体力増強にも!!
ワシ学生時代、握力が左右75kgになった。

グシャとまではいかなかったが

ワシ、指が短くてリンゴを握り潰すまではいかなかったが、
それなりにカタチを変える事は出来た。
多分、指が普通の人並みの長さであれば潰せたと思う。
ワシの短い指でもみかんは余裕だった・笑

そんなこんなである程度体力がついて、3年生になったのである。
この最後の1年間が良くも悪くも印象に残った時期であった。
そんな事を当時のワシは知らずに、高校生活最後の4月を迎えた。

ぷくぷく




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