ガラクタになった宇宙船
ちいさなころから友達がいる。アタマのなかに
素敵な街だって家だってある。ココロのなかに
パパは、ヤツらと手を繋いで行くな
ママは、あんまり遠くまで遊びに行かないで
暗くなって帰り道がわからなくなるまえに
うちに戻っておいで 夕飯は用意してあるから
なんて言ってたけど
ヘッドホンで夢を見て背を向けて出ていった
ちょっとは、話を聞くべきだったかな
いまよりもずっとこどもだったころには
こんなにも人生で呼吸して歩くのが重いことだなんて思いもしなかったから
オトナに成長するのがこん