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NGなしで何でも回答!?これがリアルな令和時代の経営者

皆さんこんにちは、今回は株式会社ファンク代表 廣田章氏に「なぜ経営者になったのか」「経営者のワークライフバランスとは」をテーマにお話を伺った様子をお届けします。ぜひご覧ください!

【インタビュイー:株式会社ファンク 代表取締役 廣田 章社長】


経営者になるまでの道のり!

Q.経営者になるまでに、どんな道のりを歩んできたのか教えてください

最初にお伝えしておきますが、僕は経営者を目指したことは今まで一度もありません。

なので、TBSの関連子会社へジョインして有名イベントのマネタイズを担当したり、インターネット広告代理店で個人売上10億円の実績を作る営業マンになったりした経験は、経営者になるために積んだものではないんです。

Q.ではなぜ、廣田さんは経営者になったんですか?

「経営者になってみようかな」と思うきっかけがあったんですよ。
前職のインターネット広告代理店(サイバーコンサルタント)で営業として働いている時に、会社への貢献度、要するに営業売上が一番よいという理由から、社内での影響力も大きくなり、「社長にならせてください」とお願いすれば、なれる環境ができあがりました。

そこで初めて「社長・経営者というものになってみてもいいかもしれない」と思ったんです。

また、それと同時に「そもそも会社ってどうやって作るんだろう」と考えたのがきっかけで、弊社(株式会社ファンク)を設立するに至りました。

Q.経営者になるまでの、仕事への向き合い方やモチベーションはどんなものだったのでしょうか?

社会人になった当初は多くの人と同じく、生きるために、お給料をもらうために仕事をしていました。

そしてキャリアを積んでいく上で徐々に、「新しいことをやりたい」という気持ちや、「クライアントなどの関わりのある人達ともっと楽しいことをしたい」と思うようになっていった。

ただ、自由になりたいという気持ちは常に強くありましたね。自由に働くためには必然的に裁量権や実行力、実行できることの規模を大きくするために、役職や決済権を得る必要がある。だから、上を目指したっていうのは、あるかもしれません。

昔も今も経営者という肩書が欲しいわけでもないし、経営者という職業に憧れがあるわけでもないんです。現在でも自分のことを”経営者”と思っていないくらい、このポジションを特別意識することはありません。

Q.今もですか!?廣田さんは、経営者というポジションに重きをおいているわけではないんですね…!

はい、”経営者”というポジションへのこだわりはありません。
それよりも、僕自身の人生とファンクに関わる皆さんの生活が楽しくなればいいという想いの方が強いんです。

ファンクに関わる皆さんというのは、業務委託などで一緒に仕事をしてくれているメンバーはもちろんのこと、ファンクの商品・サービスを使ってくれているお客様(ユーザーさん)全員のことを指します。

そして、そうした周りの方々の人生が楽しいものであれば、僕が経営者であり続けることは必ずしも必要ではないと思っています。


廣田氏に経営者になるチャンスが訪れた理由

Q.少しお話は戻りますが、廣田さんはなぜ経営者になれるチャンスが来たときに「なってみようかな」と思ったんでしょうか?

やはり仕事が好きだということと、それまでとは異なる経営者という目線・視座で、物事やビジネスをみたくなったからですかね。

取材映えする回答ではないかもしれませんが、僕の場合は「なぜ」という質問に明確な答えはないんですよ。ただ、経営者にもなってみたくなったからなったというだけなので。

Q.「経営者にもなってみたくなった」ということは、他にもなりたいものがあるんですか?

もちろん、ありますよ!
今からでもなれるチャンスがあるのなら、お笑い芸人でも、宇宙飛行士でも、総理大臣にもなりますね。

チャンスがあって、なおかつ僕自身が面白いと思えることであれば、ある程度のことはやってみたい(なってみたい)と思います。

Q.廣田さんは、経営者になるチャンスをどうやって掴んだんですか?

う〜ん…!僕の場合は、単純に運に恵まれたんだと思います。

席(ポジション)が先にある状態だと、結局は誰かが座らなければいけない。だからタイミング的に、他に経営者になりたいと考える、素質を持った人がいなかったから、僕の場合このポジションに就くことができたんです。

Q.経営者を目指す人は何をしたらいいと思いますか?

僕のように運やタイミングも大事ですが、経営者になりたいっていう目標があるのなら、そのために自分の場合何をしたら実現できるのかを考えて、行動に移したらいいんじゃないですかね。それはどんな業界でも一緒だと思います。

あとは、その業界や職種での仕事に向いている、向いていないというのも大事な要素かもしれません。

僕自身、マーケティング業界や営業という職種に適性があったことも、経営者という立場に立つ要因であったと考えています。


これがリアルな経営者の実態!

Q.経営者ってとても忙しいイメージがあるのですが、廣田さんのワークライフバランスはどんな感じでしょうか?

紆余曲折あって今のワークライフバランスに落ち着いているんですが。
一番経営者らしく働いていたときは、確か…朝の7時から夜中の2時くらいまで働いていましたね。

そして1度ワークライフバランスが破綻し、プライベートに大きな影響を与えてしまって…!これじゃだめだって、自分の働き方を見つめ直して、今は特別な予定がない日は10時からスタートして18時か19時くらいまでには仕事を終えるようにしています。

ーー経営者としての働き方を見つめ直すタイミングがあったんですね…!

そうですね。一つに、やはりプライベートを幸せなものにできなかったことは過ちなので、それは改善しなければいけないなと思いました。

二つ目に、体力的にも、情熱的にも昔ほどは働けなくなったというのもあります。

そして三つ目に、年齢を重ねるにつれて、大切にしたいものが変わっていったことも働き方を見つめ直す要因になりました。仕事とプライベートの境界線がいい意味で曖昧になったんですよ。

経営者も一人の人間です。人生のフェーズフェーズで、ワークライフバランスや働き方を見つめ直すタイミングがやってくるんだと思います。とはいえ僕の場合は今でも、夜中に来た仕事のメッセージに返信したり、仕事中でも家族に電話してしまったりすることもあるんですけどね。

ーー確かに、深夜や朝方に(ファンク編集部が原稿をお送りしても)すぐに返信が来ることがありますね!

僕の特徴的に、仕事のONとOFFのスイッチが、多くの人とはちょっと違うんだと思います。どちらもONにしながら普通に生活できるんですよね。

仕事に関してあれこれ指示や連絡をしながら、家族に「今日は◯時に帰るね」ってメールできるし、プライベートと仕事の時間をきっぱり分けられなくても全然苦ではありません。

僕から言わせてもらえば、仕事は楽しくて、人生の大半を占めることなので、それをないがしろにできてしまうということは、家族もないがしろにしてしまうことだと思うんです。だからプライベートだけではなく、仕事も大切にしなきゃいけないという想いが強いんだと思います。

Q.ファンクメンバーとのコミュニケーションで意識していることはありますか?

ファンクのメンバーとは、基本的にリモートでやり取りをしています。なので、昔は真面目に働いてくれているのかなとか、この人大丈夫かなっていう不安や懐疑的な思いがありました。

ですが今は、皆頑張ってくれているんだろうな、ありがたいなっていう気持ちで、一緒に働いています。

Q.リモートで働くメンバーへの意識が、変わったきっかけはあったんでしょうか?

不安や疑いを持ったところで、結果は変わらないし、お互い嫌な気持ちになるだけだって気付いたからですね。

まぁ元々一緒に働きやすいなと思う方々としか仕事をしていなかったというのもありますが。僕とメンバーのお互いが働きやすいと感じる中間地点で、今は一緒に仕事ができているかなと思います。

Q.廣田さんはワンちゃんを飼っているんですよね?

はい、ペットの出張撮影サービス事業を行うきっかけになった犬を飼っています。

奥さんが一目惚れをして飼うことになった犬ですが、今では僕にとっても大切な存在です。仕事から帰ると一番始めに気付いてくれるのは愛犬ですし、子犬の頃から飼っていますからね、やっぱりとっても可愛いですよ。

Q.元々動物が好きだったんですか?

そうですね、僕は元々動物全般が好きですよ。
中でも世界一好きなのが、”ウォンバット”というオーストラリアに生息している動物です。

僕のいつか叶えたい野望の一つに、「『ウォンバランド』というウォンバット専用牧場・動物園」を作るというものがあるほど。

※ウォンバットとは、こんな感じの動物です

ーーウォンバランドですか!?

僕は小学生くらいの頃、本気で飼おうとするくらいコアラが好きでした(購入金額とか買い方などを調べ尽くすくらい子供ながら本気でした笑)。その時、同じくオーストラリアに生息しているウォンバットという動物を知って、ウォンバットの虜になったという感じです。

ウォンバットもコアラ同様、個人で購入はできないと思うので。まずはウォンバット用の動物園を作って、オーストラリアと友好条約を結ばないとーーー日本に連れてくることはできないんですけどね。本当に、いつか叶えたい野望の一つです…!


これからの廣田 章・株式会社ファンク

Q.今後または今年(2022年)の抱負を教えてください

ファンクとしての今後の抱負は、大きなチャレンジとして、店舗ビジネスをやりたいなと考えています。すでに行動に移して、今年の早春、渋谷にエステサロンをオープンしたんですけどね。

今年はさらにファンクメンバーやパートナーの方々を増やしつつ、新しいことにどんどん挑戦していく予定です。

ちなみに、個人的にはあまり働きたくないなって思っています。

ーーえ!?働きたくないんですか?

そうなんですよ!ただ、ちょっと矛盾しますが…あんまり働きたくないなっていう気持ちを持つと、新しく働くことを考えるので、結局また振り出しに戻るんですよね。

実際に、昨年からメディアを立ち上げたり、新たな事業を始めたりして、徐々に僕が関わらなくても利益を出せる状態・環境を作っています。こうして僕自身が手を動かす時間が減ると、当たり前ですが自由な時間が増えますよね。

すると、空いた時間にまた新しく「こんな事業は面白いかも」「こんなことやったらいいんじゃないか」っていうのを考えてしまって、結局忙しくなってしまうんです。

働きたくないと思ってはいるんですが、新しいことを考えたいという欲求と、自由になったら暇になってまうという矛盾した気持ちが、僕の中で色々とせめぎ合っています…!

ーーなるほど…結論、今後の廣田さん・ファンクからも目が話せないということですね!笑

はい!多くの人は、僕(ファンク)が事業をいくつ行っているのか、どんなことをやっているのかは、永遠に把握できないんじゃないですかね…!

今後もそういった予想ができない行動をし続けると思うので、こんな僕・ファンクをみて面白いとか、楽しいって思ってもらえたら嬉しいです。

▼ファンクPR動画はこちら
https://www.facebook.com/100001731725550/videos/429552898891255/

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のファンク記事もお楽しみに…!


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