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マーケティングを変えなくちゃいけない!


こんにちは、幸田涅槃です。

連日、新型コロナが世の中を
騒がせていますが、、


今年が大きな「時代の転換点」に
なることは間違いありません。

それは投資環境だけではなく
ビジネスにおいても同様です。

「時代の転換点」とはこれまで通用した
価値観が崩れ、まったく新たな価値観が
到来することを意味します。

その時代の転換がビジネスにおいて、、

マーケティングにどう作用するも のか
どうマーケティングが変容するのか

ここ最近、ずっと考え続けています。

もちろん僕自身が投資家というだけでなく、
ビジネスを手掛ける起業家としての側面が
そうさせるのです。


今までのマーケティングが通用しなくなる…
これは如実に企業業績にも現れています。

とくに海外投資家が注目する指標にROIC
(投下資本利益率)というものがあり、
投下資金を「生かす力」を示す指標ですが…

アメリカ企業はS&P構成銘柄で
2018年度は10.17%、

欧州企業はSTOXX600構成銘柄で
3年連続でROICを高め、8.81%、

それに対して日本企業はというと、
わずか6.75%に留まっているのです。


それではどのようにマーケティングが
変化してくるのかというところですが…

たまたま読んでいた本の中に大きな
ヒントがありました。

それは次世代型のビジネスリーダーとして
注目されているキングコング西野亮廣さんの
『魔法のコンパス』という本でした。

この本の中に興味深い一節がありました。

曰く、「1万人に向けて網をかけるよりも、
1対1を1万回回したほうが効率がいい」と。


これが何を意味しているのかというと、
従来型のマーケティングはどれだけ
「パーソナライズ」とはいっても、

顧客を属性やステージにセグメントして、
最適化されたメッセージをセグメントに
十把一絡げに送っていました。

つまり、どこまでいっても「マス」発想の
延長線上のマーケティングになっています。

対して西野さんがいっているのは…

完全にパーソナライズされた、
一見「非効率」と思えるやり方のほうが
実は効率がいいということでした。

要は「手間を惜しむな」
ということですね。


ちょうど以前に新聞を読んでいると、
こんな記事を見つけました。

<以下、日経新聞より引用>
エアビーの共同創業者、ネイサン・ブレチャ
ージク氏は声明を出した。(中略)これまで
にない旅のあり方を世界に示し、700万を
超す物件を抱えるまでに成長した。影響力の
大きさは、350億ドルとされる企業評価額
にも表れている。

しかし、08年の創業以来の歩みは、試行錯
誤の記録でもある。物件が犯罪の場になった
り人種差別が起きたりし、見知らぬ旅行者が
地域にどっと押し寄せコミュニティーの平穏
を脅かすとエアビー旋風に反発する声も聞
く。

信頼を得ようとエアビーは掲載物件の精査
や、近隣住民からの苦情を24時間受け付け
る窓口の設置といった手を打ち続ける。
<引用、終わり>

これは米民泊仲介のエアビーアンドビーに
ついての記事なのですが、

大事なのは、「掲載物件の精査や、近隣
住民からの苦情を24時間受け付ける」
という部分です。

民泊を今や一大産業にまで押し上げた
エアビーでさえも、こうした「非効率」に
みえることに注力しているのです。

この「非効率」性のなかにビジネスを
躍進させるレバレッジが潜んでいるのでは
ないかと僕は考えています。


というのも、今世の中は少子高齢化を背景に
雇用制度の崩壊を前提にした、ビジネスの
「おひとりさま」化が進んでいます。

気軽に、手軽に、そして自由な「自分の
人生を謳歌する」ことを謳って、空前の
起業・副業ブームに湧いています。

SNSの友達を見渡してみても、いかに
「コンサルタント」や「コーチ」、
「セラピスト」が増えたことか。

そんな彼らが一様に目指すのが、
いわゆるビジネスの「自動化」です。

ここで気づいてほしいのが、この
「自動化」という考え方の先に従来型の
「マス」発想が存在するということです。

そうではなくて、これから先の時代の
マーケティングは自動化とは対局の、、

「非効率」化が主流になってくる!

僕はそういうふうに考えています。

つまり個人起業家に求められるのは、
顧客を「個」客として高度に
洗練されたサービス。

そして企業に求められるのは、
高度なカスタマーサポートであったり、
体験をとおした「コト」消費を実現する
コンサルティングサービスです。

こういったビジョンをもった起業家や
企業が力を持ってくることは
間違いありません。


さて、このような抽象論を考えることに
どういった意味があるのかと、
お思いの方もいらっしゃるでしょう。

しかしだからこそ、よく考えてみてほしい。

ご自身の受験勉強の体験を
思い返してみてください。

勉強ができない子ほど、勉強というと、
熱心に問題集を解いているイメージを
持ちますよね。

でも勉強ができる子は、問題集を解くことを
自分の理解を確認する“作業”として
行っているにすぎません。

それは問題集を勉強そのものではなくて、
勉強の一部だとわかっているからです。

勉強の本質は全体の計画があって、
実行してみて、結果を確認し、
計画を変更するプロセスにある。

だからこそビジネスも同様に、
まずは全体のプランニングが重要です。

そのうえで時代を見通す作業というのが
必要になってくるんですね。


今回の内容を踏まえたうえで、どのように
ビジネスを構築していけばいいのか。

どのようにSNSを活用すればいいのか等、
ブログで記事にしていますので、ぜひ
こちらもチェックしてみてください。


【愛と欲望のマーケティング】
https://www.sandinista.xyz/entry/2020/01/10/230520


是非ご覧になっていただき、
皆さんのビジネスにお役立て
いただければ幸いです。


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