note再開します

1年ぶりの投稿となります。

noteの活用の仕方がわからず、仕事の内容を公開することは秘密保持契約上NGで完成品を掲載するのもわざとらしいので一切しておりませんが、そうなると弊社のことをただ綴るだけの面白みもない内容になるため、いっそのこと「思うことをただ書く」だけの場所にしてみようと思いました。なんの面白みも得るものもないと思いますので、ご覧いただける方は気軽に読んでください。

CES2023の出展のためにラスベガスに来て感じたこと

未だにフードロスや省エネとは無縁な街です。

レストランでは平気で食べきれない量の料理を注文し、話ばかりして温かい料理がどんどん冷めておいしくなくなり、結果大量に残して去っていく。それをホームレスがごみ箱をあさって食事にしている。

メインストリートのストリップを歩くと24時間電飾が光り、この電気はどのエネルギーを使っているのか疑問に感じる。米国のエネルギーの主流はシェールガスだが、それを燃焼すると二酸化炭素を吐き出す。

未だにバニーガールが街を闊歩しピンクチラシを配る人が薄暗くなると現れる。ジェンダーとは無縁な街ラスベガス。

世間はSDGSといいつつ、ラスベガスだけでみると全く世の潮流からは外れていると感じる。ネバダ州はバイデン支持の州であるにも関わらず、世界が抱える課題について米国の意志として地球規模の環境保全には貢献する気がないとしか言いようがない。

そこで開かれる世界最大の家電見本市「CES」
グリーンテックだとかヘルスケアだとか言うわりに、各ブースで無駄に使われる電気については出展社はどう考えるのだろうか?もし環境負荷軽減を標榜するのなら、そのブースを演出するために使用している電力を表示することを義務付けるぐらいのことが必要ではないだろうか?CESの運営側はそういった本質的なアイデアを出すことはないのだろうか?

良くも悪くも「古き良きアメリカ」を未だに忘れられない姿が悲しくなる。【Make America great again】はアメリカ国民の深層心理ではないかと改めて感じる。大量に生産し大量に消費することで経済を回すことを第一に考えるこの国は地球に一番負荷をかけていないだろうか。自国の経済と自国民の満足を追い続ける保護主義の筆頭ではないだろうか。

日本の報道は米国に肩を持ったものが多い。それは敗戦国となってからずっと続いてきたことではあるが、2023年以降はいよいよ世界情勢がアンバランスになり危うい状態になる可能性が高い。防衛費の増額、憲法改正と開戦への道筋ができつつある。米国と中国の対立に日本が巻き込まれる形だ。北朝鮮の敵は米国であるにも関わらず地政学的なリスクを抱えているのは同盟国である日本。米国はいざというときに本気で日本を守ってくれるだろうか?

結局は米国のひとりよがりな政策と実態が世界を掻き乱し不要な対立を生んでしまっているような気がしてならない。

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