見出し画像

オープン3日間を終えて

 酒菜やまさきです。いつもありがとうございます。
6月20日(木)から3日間。オープン第1週を皆様のおかげで、本当に楽しく過ごすことができました。


6月20日(木)グランドオープンの日

わくわく手作りファームにて、生ビールを購入
店に着くと、花屋さんが待っていてHAL&Pandaと仲間たちからの花をセッティング。

 開店の準備をしているところへ宅配の方が。友人からのお花を届けて下さったのだけれど、すぐお店の話に。仕事柄飲食関係の方につながりが多いので、紹介してもいいですか?とのことだった。店紹介のフライヤーや店内の様子を撮影しながら、商工会の方々に知らせます!と言って帰って行かれた。ありがたいことです。

到着してすぐに、手羽先を 40分かけてじっくり焼きます。
ズッキーニはまず炭火で焼いてから、ガーリック醤油オイルでソテー
来店第1号は、お隣松任町のお二人。写真は載せて良いとのことなので。
鹿島屋さんとコムラ理容さん ありがとうございます。

  木曜日の午後5時から・・・って、まだまだ勤務中の方が多いから、オープン初日は友人1人とのんびり過ごすことになるだろうなと思っていたら、6時半頃扉が開いてお二人が。前日の夜10時ごろ、「明日オープンらしいから行こう」とLINEでお誘いがあったとのことで、酒菜やまさきの来店1号となって下さった。この町で愛される場所、集える場所を目指しているので、お二人の来店は本当にうれしく、これからの出会いがますます楽しいものに。地域のこと、お店のこと、そして「こんな店を待ってたんや」一言がどれだけ力をいただけたことか。また来ます!と笑顔でお帰りに。

6月21日(金)2日目 初 満員御礼!

 2日目は予約にて満員御礼。

予約満席のお知らせ

 この日は元同僚さんたちを含め、早くから予約で満席となっていたが、20年前からの友人が開店を知って、このためだけに遠く岐阜から駆けつけてくれた。目的が店に来ることだけというのがなんとも恐れ多い。

お酒を飲みながらさらさらと色紙を。感謝はこちらこそです。
大口屋 餡麩三喜羅
麩まんじゅう

 ご近所のおじいさんがこの日の最初のお客様。80歳をこえる年令にもかかわらず、自分で働いて飲みに出かけられるそのお元気さ。これまでちょっと飲みに行く場所がなかったから喜んでるんや・・・という話に始まり、この町の歴史やら何やら。日本酒は菊姫やと、何度もおかわりしながら、料理もたくさん召し上がられた。
 他県の知らない酒より、地元の酒や!仰るとおり。石川の酒は本当に美味しいです。いろいろご指摘もいただき、ありがたく思っていたら、帰り際に「近くのじいさんからのご祝儀や」とさっと渡されて帰って行かれた。なんともカッコいい。

 外へ見送りに出ようとしたら、入り口付近で様子をうかがう姿が。予約満席の紙を見ながら「入れないのかぁ」と。近くなんだけど、ご飯も終わってお腹はいっぱいなんだが、お店が開店したと聞いて1杯だけ飲みに来たんだとのこと。次のお客様がお見えになるまでは席も空いていたので、入っていただいた。生ビール1杯と一皿を注文されて、町のことをいろいろと。これからも楽しみやといって帰られた。会計は1000円。
 こんな感じで、ふらりと立ち寄って一杯飲んで帰る気軽さ、それこそめざすスタイルの1つ。閉店まで入れ替わり10名のお客様を迎えることができた。

6月22日(土) 早朝ミーティング !?「お任せ5品」

 3日間連続の営業は初めて。
 プレオープンから試行錯誤をしながらやってきたけれど、作業効率やサービスの向上を含め、今一度確認しようと早朝からミーティング。メニューの整理をしながら、たくさんのご予約をいただいた場合は、できるだけ「お任せメニュー」をお願いしようということに。酒菜やまさきのメニューは基本、すべて500円or300円。食べ物も飲み物も。メニューもその日の収穫や仕入れで決まるので、「これが食べたいからやまさきへ」というのは、きっと??それならこちらから「おすすめ」を提案して、こちらのペースでやらせてもらった方がお互いに気が楽だなぁということに。

6月22日のお任せ 5品2000円
 1 前菜 (茹でおおまさり カボチャのサラダ 砂肝のコンフィ)
 2 お刺身 (甘エビの昆布締め 赤イカ)
 3 ズッキーニのガーリック醤油オイルソテー
 4 せせりの塩焼き(炭火)
 5 牛サイコロステーキ(炭火)

 この日来店の3グループのみなさん、すべてお任せからスタートして下さった。5品の他に餃子やイカの塩焼き、炒め飯などを注文していただきながら、いろいろなお酒を楽しんでいただいた。金曜日は「酒は石川」というお客様だったけれど、この日は「飲んだことのないお酒を飲んでみたい」ということで、秋田のお酒を中心に、いろんなお酒を楽しんでもらうことができた。

雪の茅舎 山田穂
春霞 田んぼの酒
やまとしずく 純米
ゆきの美人 純米吟醸
田酒

 注文されるたびに一升瓶を撮影。飲みながら、その違いを確かめられていた。日本酒をこのように楽しんで下さる方と、こんなにも早く出会えたことがうれしい。何度も通ってもらえる店となりますように。

 7時半過ぎから来店のお二人。ズッキーニのガーリック醤油オイルソテーや砂肝のコンフィを味わいながら、「ここにパンがあれば最高!」と。なんと近くのパン屋さんのご主人。次回から、パンを持参下さいなどと話ながら、会話が弾む。

ベーコンエッグ

 noteの記事を見ていてくださったらしく、お客様の方から「ベーコンを食べたいんだけど」というお話を。まだメニューに載せてなかったけれど、ベーコンは店に置いてあるので、「ベーコンエッグをお出ししますか?」と。

自家製ベーコンをできるだけ薄切りにして、弱火で炙る
ベーコンの脂でベーコンがカリカリに。そこへ卵を投入して強火。
トマトを入れるとまた美味しい。
食べる直前に黄身を崩す。食べながらゆっくり固まっていく。
パンがあれば最高。野菜があればそれも乗せて。

 ベーコンができるまでの話、そして実際のベーコンエッグをお出ししての反応。「こんなベーコンは食べたことがない」という言葉にうれしくなる。そのグループの方がお帰りになった後、パン屋さんのご主人が「おれらもベーコン食べたいんだけど」と。「あんな話隣で聞かされたら、たまらんわ。」
 ありがとうございます。ベーコンエッグを食べながら「これはやっぱり、パンやわぁ」。そうですね。ぜひ次回は、ご持参ください。

 少しずつ提供のしかたや作業の流れも分かってきたようです。何より、来て下さる皆さんが本当に楽しくて温かくて。これからの出会いがますます楽しみになりました。
 今後とも、よろしくお引き立て下さい。

酒菜やまさき
小松市材木町47番地
営業 木~土 午後5時~10時
ラストオーダー9時 ドリンクオーダー9時半
070-7784-3838

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?