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ベンチャー投資をする人が読んでおきたい書籍ご紹介【Vol.1】

FUNDINNOスタッフがオススメする「ベンチャー投資をはじめる前に読んでおきたい書籍」をご紹介するnoteです!

書籍の紹介と合わせて、ベンチャー投資をする上での参考視点をまとめています。

ぜひ参考にしてみてください!

さっそく1冊目のご紹介です!

①スタートアップ投資ガイドブック

サマリー
VC業界に転職した方や、大企業でCVC担当になった方が読む本、として勧められている本です。

第2章スタートアップとエコシステムは、投資されるベンチャー企業が、エクジットに向けて、一般的にはどのように成長していくのかが解説されています。
FUNDINNOのプロジェクトページの「今後のビジネスの進め方」を理解する上で参考になるはずです!

また、プロの投資家であるVCやCVCの視点を知りたい方は、第3章・第4章と、それぞれの立場で語られているので、参考になります。

「バリュエーション」「ラウンド」「ターム」「バーンレート」など、スタートアップ界隈ではよく使われる横文字ワードの解説が、順序立って丁寧に書かれています。例えば、スタートアップが立ち上がってエグジットするまでを、主に資金面で支える関係者(エンジェル投資家も含む!)の図解といった全体像から、普通株式と優先株式の違いや、優先株の設計方法といった実務的な内容まで、網羅されています。

②エンジェル投資家とは何か

サマリー
エンジェル投資って何が楽しいのか?という疑問に多様な答えが見つかる本です。共同通信の記者の方が丁寧に取材を重ねて書かれています。

2019年末に発行され「エンジェル投資が空前のブーム」という帯のかかった本で、成功した起業家、芸能人、スポーツ選手、サラリーマン・・・彼らがスタートアップにお金を投じる理由について、それぞれの「証言」で綴られています。

章立てが、誕生・争奪・革命・狂宴と展開する。

①誕生・争奪
誕生では、エンジェル投資ってなに?魅力は?に答える内容が続きます。
争奪では、お金を集める方でなく、お金を出す方が争奪しているという話です。
つまり、エンジェル投資家側が有望なスタートアップ獲得へ向けた動きが語られています。

投資するベンチャー企業の目利き視点が鍛えられるはずです!

②革命
そして、革命では、FUNDINNOの登場で、ネットでエンジェル投資を可能にしたことをご紹介していただいています!FUNDINNOを運営する日本クラウドキャピタル (当社)がどんな流れでFUNDINNOを立ち上げたのかがわかります。当社自身もエンジェル投資家であるソニー元社長の出井氏に助けられたこと、さらに、出井氏の日本の起業環境への問題意識などについても知ることができます。

③狂宴
最後の狂宴では、このブームの行方について賛否様々な角度から語られている。投資型クラウドファンディングのリスクについても著者の見解が書かれているので参考になると思います。

最後は「元祖エンジェル投資家」として渋沢栄一の名前があがり、信念「民間から活発に事業が興らなければ、国の繁栄はない」から、今こそ日本再興の第一歩となるであろう、と締められている。

ベンチャー投資をすることの意義も再確認できる書籍です。

③起業は意志が10割

サマリー
社会課題を解決するために起業や新規事業創出に取り組みたいと思っても、当然様々な壁にぶち当たります。

本書では、「資金がないとだめ?」「新たなテクノロジーが必要?」「アイディアをビジネスモデルに落とし込むにはどうすれいい?」などといった疑問に対し、新規事業のプロであり、これまで「ラクスル」をはじめ複数社の上場、52の新規事業に関わってきた著者が不透明さをクリアにし、まず何をすべきかという第一歩を明確にしてくれます。

「起業家が絶対に知るべき9つのポイント」
「起業の必修3教科―新道徳・新国語・新算数」
「起業家が陥りがちな7つの大罪」
といった起業家が押さえておくべきポイントがわかりやすくまとめられているほか、コロナで世の中が混迷する中、圧倒的な結果を出している開拓者の物語も実例として紹介されています。

事業を成功させるための思考法や心構え、具体的な手法にも触れられており、ベンチャー企業の経営そのものを理解することができる1冊です。

今回は、オススメ書籍を3冊ご紹介してきました!

ぜひ、ご興味ある方はベンチャー投資を深く理解するために参考にしてみてください!

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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