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価値がしっかり伝わる介護施設と価値を取りこぼす介護施設のパンフレットの違い【実例紹介】

どうも藤見です。

デイサービスや老人ホームといった介護事業をしている方の集客アップをお手伝いしているのですが、今回は「折角こんなに素敵な価値があるのに、写真で取りこぼしている」ということについて実例を使って書きたいと思います。

多くの事業所が同じ事になっていると思うので参考になると思います。

では、さっそくですが

次の2枚の画像(AとB)はある介護施設のパンフレットの1ページなのですが、それぞれどのような印象になるか少し考えてみてください。


まずは画像Aから↓

ビフォー_400x548

ありがとうございます。

制作会社に依頼せず自分たちで手作りしている事業所や施設はこの感じに見覚えがあると思います。

手作り感があって、よく見かける雰囲気のパンフレットですね。


それでは


次に画像Bを見てください↓

アフター_400x566

はい、ありがとうございます。

もう何が言いたいか、わかった人もいると思いますが、この2枚の画像は同じ介護事業所の同じトイレを紹介したものです。


実はAの方は、この施設で働く営業担当のスタッフさんが丹精込めて頑張って熱心に作ったパンフレットなのですが、1つのページの中にギュッと想いも写真も説明も全部詰め込んでいます。

トイレは右上に小さな写真が掲載されているだけです。

で、そのパンフレットを見た僕が(愕然として)

「この素敵な事業所をこのパンフレットで紹介するのは損してます。すぐに作り直しませんか?」と本音で提案して、すぐさまスタッフと一緒に作り直したパンフレットがBです。

※今回はトイレを例として見てもらいましたが、トイレ以外の静養室もお風呂も食事もレクのページもすべて同じことが言えると思ってください。


今ある価値を取りこぼしている


さきほどの2枚の画像(パンフレットの1ページ)を見て「AとBから受ける印象がまったく同じ」という人はいないと思います。

もちろん人それぞれの感覚の違いは多少影響すると思いますが、それでも、多くの人がBのページに好印象を持ったと思います。

よくこうした事例を見せた時に「自分にはセンスがないので無理」って言うスタッフがいるんですが、これをセンスのあるなしで片付けるのは違うと思っておいてください。


これは勉強すればクリアできることです。

実際、Bを作ったのも同じ営業担当のスタッフです。

僕は彼に勉強方法を伝えただけ、です。


いつもクライアントさんに言っていることがあります。

「今持っている自分たちの価値を正しく伝える努力をしましょう」

ということです。

そのわかりやすい事例が先程のAとBです。


念の為に言っておきますが、AのトイレをリフォームしてBになったわけではありませんよ笑。同じタイミングで撮影したものです。


おそらく、

スタッフがパンフレットAを持って営業活動を続けるよりは、Bを渡して見て頂いた方が圧倒的に読み手(読者)が受け取る事業所の印象は変わると思います。


あくまで僕の感覚ですが、世の中の大半の介護施設や事業所は、このAと同じように今ある価値(好印象)を取りこぼして損をしていると思います。

そう考えるとシンプルに勿体ないです。


今後は、写真にも意識を高めてこういった取りこぼしを少しでも減らせるようにしていきましょう。そして自分たちの持っている価値を正しく表現できるようにしていきましょう。

きっと今までとは違った反響が出るようになると思います。


追伸:

Bの写真はスタッフのiPhoneで撮影したものです。

外注してプロのカメラマンを呼んで撮影してもらうとか、余分なコスト(お金)を掛けなくてもこのくらい可能です。(iPhoneが凄いだけですw)

僕は「この角度から撮影してね」「このフィルター使ってね」といった画角や構図、レイアウトのアドバイスをしただけで、手を動かして作ってくれたのは現場スタッフです。

ということで、パンフレットやチラシを刷新する際は「価値の取りこぼし」に気をつけてくださいね(^^)


それでは、また!

追伸2

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@hideyuki_fujimi

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ここまで読んでくださってありがとうございます!