【下手な面接は数打てど当たらず】デイサービスの採用面接に使える「マインドとスキルの話」
どうもこんにちは、藤見です。
突然ですが、あなたは面接が得意ですか?
目の前に座る応募者に対して堂々と自社の想いや理念を伝えて、
「ぜひ、ここで働きたい、お願いします」という言葉が引き出せる。
そんな自信に満ち溢れた面接をしていますか?
・・・。
もし、あなたがそれと真逆の面接をしているとしたら、
そろそろ「面接」で伝える内容を変える時期が来ているのかもしれません。
なぜ面接で「マインドとスキルの話」をするのか?
応募者から志望動機を聞いて、
希望する給与と休日を確認して、
不明点や質問に答えて終わる。
こうしたやり取りが「面接」だと思っているとしたら、
言葉は悪いですが・・・
「正直、働ければどこでもいい」
「家から近くて通勤が便利だった」
「嫌になったらすぐ辞めるつもり」
内心そう思っている人が面接に紛れ込んで来たとしても、
それを見極めることは困難かもしれません。
ものは試しに次の面接で
「どうしてウチ(自社)を選んだの?」
と聞いてみてください。
すると、
「介護の仕事に魅力を感じて…」
「高齢者の支えになりたいと思って…」
「昔からおばあちゃん子でした…」
多くの応募者がこれと似た志望動機を語り始めると思います。
こうした動機が駄目とは思いませんし、
その言葉に嘘は無いのかもしれません。
ですが、
「なるほど、でもその動機なら他社でもいいんじゃないの?」
と続けて問いかけてみてください。
言葉が出なくなる応募者がほとんどだと思います。
つまり、これから先も、
今まで通りの「面接」を続けるということは、
面接対策として用意された志望動機だと分かっていても
「いや、今度こそは…きっと大丈夫だろう…」と期待をして、
いつまでも来る者拒まずの採用を続けることになる
と、言えるのかもしれません。
────────────
さきほど冒頭で
「面接は得意ですか?」と質問しましたが、
「面接での”目利き”には自信があるよ」
「失敗してもコストは潤沢にあるから大丈夫」
といった回答であれば、
ここで閉じて大丈夫です。
でもそうじゃないとしたら・・
自信を持って面接に立ち会えていないとか、
採用してもすぐに離職されて困っているとか、
報われない採用経費を何とかしたいと思うなら、
もうそろそろ面接で伝える内容を
本格的に変えてみてはどうでしょうか。
いきなり上手に話せるようにはならないかもしれませんし、すぐに仲間と呼べる人材に巡り合うことは出来ないかもしれません。
ですが、
本当に作りたいチームの理想形があるなら、その想いを「マインドとスキルの話」に重ねて伝えてみてください。
今までとは違った応募者の言葉が引き出せると思います。
────────────
そうは言っても、いきなりは困りますよね、苦笑。
急に僕の講義を何十分も見れるか不安という人もいるでしょう。
その気持ち分かります(笑)
好き嫌いは誰にでもあることですし、
生理的に無理とか関西弁が怖いとか、
まぁ…理由は色々あると思います。
なので、
冒頭の12分間は無料公開にしておきました。
本編もこのように1カメでホワイトボードを映した映像になります。
事前に内容が気になる人は今のうちにご覧ください。
ちなみに、「マインドとスキルの話」というのは、
といった考え方です。
ちなみに、僕自身が店長や管理者としてチーム作りをする中で「まさに、そうだよな!」と痛感する出来事が何度もありました。
なので、
自分が担当する店舗や事業所のメンバーには繰り返し何度もこの話を伝えました。
そして、それと平行して、
新しく採用するメンバーにも面接の時からこの話を伝えるようにしました。
給与や勤務条件の確認といった既存のやり取りを2割に抑えて、
残り8割の時間を使って「マインドとスキルの話」を伝えました。
そうやって何十何百と話し続けることで、
強く実感していることがあります。
それは、
面接時に自分の大切にしている想いや軸や方針といった”前提”を丁寧に伝えることで、
トラブルを起こしそうな人や早期離脱しそうな人を事前にしっかりと目利きができる(とりあえずの採用をしなくて済む)ようになったので、今まで無駄に垂れ流していた採用経費を使わなくて済むようになったということです。
それはつまり、
共感し合える仲間(応募者)を見逃さずに採用できるようになったと言い換えることもできます。
下手な面接が与えるダメージはあらゆる方面に影響します。
そのため今回は、面接で最も重要な「マインドとスキルの話」を動画にしました。
冒頭12分間は無料公開していますので、ぜひチェックしてみてください。
追伸:
この動画はあくまでも面接に来てくれた人に対して活用するものです。
なかなか自分の想いや軸をうまく伝えることが出来ないという人に向けて「藤見はどんな表現を使ってわかりやすく伝えているのか?」その実例を参考にしてもらいたくて作ったものです。
優秀な応募者がポンポン集まってくる求人案内の秘策を教えます、といった内容や主旨ではありませんので、くれぐれも誤解のないようにお願いします。
ここまで読んでくださってありがとうございます!