発展ほしい何か〜2023年11月の詩〜

発展ほしい何か

「情報」とは記憶と記録のことだと思う
では記録と記憶はいつまで残る?
いつまで残るかを調べるには統計が必要だ
そして統計を読み解くリテラシーも大切である。
しかし、物事は統計だけでは測れない。我々は如何にして知るのか
知ったことは、アートとデザインどちらで伝えようか
プログラミングという伝え方もある。昔はパンチカードだった
そんなあなたはAIと恋愛できますか?
結局科学とは?その情報を求めている

著作より

高校教育の現場に関われたことは大変嬉しく思う。夢のようだった。
最大限、生徒のためを思って貢献できた自負はある。
高一には難しいと思うが、いつか、思い出して呼んでほしい発展資料

そしてこれを今年度以降さらに発展させるのは紛れもない私次第
この時期に直向きに頑張っていた、当時の私に対する今の私の責任。
メンタルがしんどいが負けずに、立ち上がりたい。一体何と戦ってるのだと思うが、、、、これも現場というものだ。

こんな目にあったからこそ頑張れたこともある
やはり自由な学びの場は学校では作りにくい。
であればその外側で頑張ろう。
ちょうどタイムリーな詩でした。

以下はこの詩の経緯と説明になります!(説明の部分は、著作に載っているもの原文ですね)

情報の授業で作成している発展資料のタイトルを弄って繋がるようにしました。詩とは言えないかもしれませんね。

 「物理のエッセンス」という参考書がある。2冊あるのだがとても良い参考書だと思う。参考書で教科書のような内容のものは買う意味がない。「物理のエッセンス」は教科書には書かれていない前提として大切な感覚と、実際の問題の見通しが良くなるような応用的な内容が、コンパクトにまとまっている。まさに「1・2・3・9・10」である。
 それに倣って授業では話しきれない丁寧な前提と、授業のような内容は常識だよという人のための資料を作った。授業に対する質問や、カリキュラムづくりが忙しいときはあまり分量を取れなかったが、かなり硬派だけれど読んでいて楽しいものを作れたような気がする。時間的余裕や関心にもよるだろうし全ての生徒が熟読することは望まない。高校3年間の中で、興味を持ったタイミングでふと読んでもらえたら嬉しいくらいの半分自己満足なものだ。
 書いていると、自分んがこれまで学んだことや、置いてきぼりにしていた「問い」、積み重ねたままの「課題」、奥底に仕舞われていた大切な「感覚」に出会うことができた。内容ももはや情報科には留まらない広範なものになった。
 デザイン性は低い(優先度を下げた)ので、少し読みにくいけれど全身全霊で産み出した発展資料である。リベラルアーツの観点から支援してほしいとご依頼いただき着任したが、取り組んでいる私自身が一番リベラルアーツ的な営みだった。


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