見出し画像

連載、ボトムアップ科学技術その①

はじめましての方ははじめまして。ふなっしいと申します。日本リベラルアーツ協会の週一記事投稿企画7アンバサダーズに参加する運びとなりました。週一回の頻度で最近興味を持ったことについて書きます。

今回は初回ということで、簡単に自己紹介と関心があることについてテーマにします。

自己紹介

私を一言で表そうとすると、よく生きることを探そうとしている人になると思います。名前が「佳生」で、文字通りよく生きるという意味ですがそれが指し示す意味とは何だろうか?それは常に一つなのか?と考えています。

世の中一般にはたくさんよく生きる在り方にあふれています。誰かを助けるとか、社会貢献をするとか、自身と周囲を幸せにすることはたいていの場合是とされていてよい人生とされることは多いでしょう。ただそれは本当によい人生なのでしょうか。すぐにはうんと言えない私がいます。今の所答えは出ていませんが、安易にこうだと決めつけることなく、じっくり見つめ、必要に応じて前提や常識を問い直しながらたくさんの方の「よく生きる」を聴きながら探し続けたいと思っている23歳です。「死」は読み方は「し」で一つですが「生」にはさまざまな読み方があるように、どんな生き方ができるのでしょうかね?


普段は大学院に通っていて、就職するか博士課程に進むかで悩んでいます。もともとは工学部で機械工学や生体工学を学んでいましたが、将来やりたいことは必ずしもエンジニアではないと思い直したことやコロナ禍で休学したこともあり大学院を受け直し現在は科学技術社会論+倫理学+教育工学の境目の研究をしています。今年は修論に本気を出さねばと気を引き締めています。
趣味は街歩きといいますか、出かけたときに街並みを見たりどんなお店や施設があるのかじっくり見ること。音楽や映画やアニメを薄く広く見ることが好きです。コロナ禍で全然運動できていないので、体を動かしていきたいなと思っている最近です。

記事にすること

自己紹介はこのくらいとして、この週一の投稿でどのような事をお伝えするかに関わることですが私の関心について述べます。前述のとおり多方面に好奇心がある私で、リベラルアーツについてもたくさん考えたいことやお伝えしたいことがありますが、ここではそれらを我慢します。そこで、個人として元々工学部であったことや、現在科学技術倫理について学んでいることを活かして、記事を書いていこうと思います。科学技術でこんな話題があるよという紹介はもちろん、科学技術における論点や考えた事についても積極的に紹介していこうと思います。
私が必ずしも科学技術そのものだけではなく、その課題や論点、将来への懸念について真剣に考えるようになったきっかけは二つあります。
一つめは大学で鳥人間チームに在籍、人力滑空機を制作し鳥人間コンテストに出場したことです。詳細は割愛しますが、ただ単に飛行機をつくるわけではなく、機体に込めるコンセプトやこだわり、代々の先輩から受け継ぐ伝統や想いをはじめ、様々な困難や悪天候の際の究極の選択を受けて、次第にものづくりには技術だけではなく、歴史や倫理観、社会観など様々な要素が必要だということを知ったことです。

二つめは長崎県の池島に訪れたことがきっかけですが、詳細はこちらの記事をお読みください。(私が過去に書いた記事です)

日本の近代産業の成れの果てを見てなんとも言えない気持ちになりました。開発すること、ものづくり、科学技術とはなんだろうか?と自ら問い直すようになりました。

そのため科学技術について広く捉え、情報発信だけでなく、読んでくださる皆様と深く考えられるような記事を書く所存です。さしづめ科学技術に関するリベラルアーツ的な感じで進んでゆければと思います。
乞うご期待ください🙇‍♂️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?