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【ふなログ698】「私もINFP-t」/富士山の樹海の中で「人生の破壊と創造の分岐点」を知る。


最近、日経新聞の夕刊に連載されている
『イン・ザ・メガチャーチ』
という小説を欠かさず読んでいます。


先週と今日の回で
めちゃめちゃ脳裏にこびりついた言葉があって、
それは
【INFP-t】という言葉です。

今日の回など特に
「私もINFP-tです。」
みたいなセリフが頻発していました。


これ、「16Personalities」と呼ばれている
性格診断の結果の一つで、
「仲介者」と呼ばれている性格です。

…私の診断結果、
まさしく「INFP-t」なんです。

仲介者(INFP)は控えめ、または静かそうに見えるかもしれませんが、心の中は情熱であふれ、生き生きとしている人たちです。独創的かつ想像力豊かなので、色々な空想をしながら、さまざまな会話やストーリを作り上げることが好きなタイプでしょう。繊細な気質の持ち主として知られていて、音楽、芸術、自然、そして周りの人に対して、深く感情的に反応する人たちです。

仲介者は高い理想を持ち、共感力が高く、人助けが自分の使命だと感じていて、深く心を通わす人間関係を求めます。でも全人口のうち仲介者が占める割合はとても低いので、仲介者特有の気質を正当に評価しない世界にさまよいながら、「自分は他の人に見えていないようだ…」と感じたり、孤独感を覚えたりすることもあるでしょう。

性格テスト「16Personalities」の「仲介者」


まぁ、子供の頃から「ぼーっとしてばかり」とか
小学校の先生から言われてましたし、
「お前には他の人には見えないものが見えそう」
とかよく言われていました。


あと、
こう見えて高い理想を持っていたりするので、
エネルギーの使い方をマイナスに持っていくと、
かなり厄介なことにもなります(笑)
これも大いに自覚。。。


続けて

仲介者が持つ最大の資質の一つは共感力なのですが、これはマイナスに作用してしまうこともあります。仲介者は世の苦しみを重圧として抱え、他の人が持つ否定的な考え方や気分を吸収しがちなので、バウンダリーを引くようにしなければ「是正されなければいけない悪が多すぎる…」と感じ、精神的に打ちのめされてしまうでしょう。

性格テスト「16Personalities」の「仲介者」

なんか、
「是正されなければいけない」のくだりとか、
ガンダムシリーズに出てくる
「シャア・アズナブル」みたいですね(笑)


「逆襲のシャア」で「粛清する!」みたいなことを言って、
地球に隕石を落とそうとしたりする裏には、
高い理想と裏腹に、
弱さと葛藤を抱えていたりとか。


こういった感覚は、
IT講師のお仕事をしていても「悪」までとは言わないけど、
「IT云々よりも、学ぶこと多いんじゃないのか?」

とモヤモヤしてしまう一方で、
そこを引き上げることが出来ない自分の無力さに
打ちのめされてきた日々もありました。


私が開発して販売しているUdemyの
Javaプログラミング教材についても、

「こんなカスみたいなコメント残して、この凡人どもが・・」
「好悪の如き私の感情で戦を語る恥を知れ俗物!!(ZZガンダムのハマーン様)」

みたいな心境になりながらも、
内心しっかり落ち込んでいる(笑)という、
笑うに笑えない感情や葛藤に
打ちのめされてきた日々もありました。


ただ最近、
色々な出会いも増えてきて、
「自分がITエンジニアであり講師である」
アイデンティティを
次第に認めることができるようにもなり、

そこに、
「富士登山好き(今年は5回登山)」というアイデンティティも付加して、
まだまだ修行中だけど、
コミュニケーション能力も上がってきたという自覚もあり、

短期的にうまくいかないと思える物事も、
長い目線では「試行錯誤の連続」
であると肯定できるようになりました。


ただですね。
「悪いこと」というのは、
予想もしないところから起きるもんなんですよね。

詳しくは書けませんが、
そういったことは、
本当に自分に非があって反省の連続でしかない。

一時の感情で、
長く築き上げてきたことを一瞬で崩壊させることもある。


そんなことが起きた時に、
出来るだけ物事を俯瞰しようと努めるのですが、
根本的には事実を認めたくない心境が働き出して、
「正常化バイアス」も働き出していく。


実は、これが最も厄介なんです。
(お断りしておきますが、
今回ギャンブルだとか投機の話ではございません)

最悪の状況を想定することも重要ですが、
まだ最悪かどうかもわからない。

かと言って、
希望的観測にすがること程、
愚かでみっともないこともない。


一旦距離を置いて深呼吸したり、
別のことに意識を向けて
没頭していけば平常心を保てます。


数年前、私がFXで大損した時はまさしくそれで、
「負の感情に飲み込まれるか?」
それとも
「希望的観測にすがって、余計ダメな手を打って窮地に追い込まれるか?」

その「中間」に居続けるのって、
本当に難しいんですよね。


昨日の10/29は、
富士吉田ツアーの二日目で、
青木ヶ原樹海を軽く巡ってきました。
(あと、富士の風穴にも)


江戸時代の噴火後、
溶岩流で焦土と死の大地と化した森林地帯。
溶岩が冷却され、生えた苔と倒木が養分となって
木が生えて、樹海となる。

同行されていた
ガイドさんの知見豊かな解説の前に、
生命の素晴らしさを知りました。


一度崩壊したとしても、
それが縁で新しい何かが産まれる。

何かを棄てたとしても、
それが縁で新しい何かを得ることができる。

別れがあったとしても、
それが縁で新しい出会いに遭遇することができる。


失う辛さと悲しみ、喪失感は苦しいが、
そことの向き合い方一つで、
「人生の破壊と創造の分岐点」
が在ると感じます。


今日は、
契約中のシェアオフィスの代表が来られると聞いたので、
前もって軽く取り次いで頂き、
お会いすることができました。


スタートアップ企業や起業者の創業支援をされている方で、
初めてお会いするにも関わらず、
1時間のお時間を頂戴し、私の質問や課題に、
懇切丁寧に、
事例を交えて答えてくださりました。


「自分で価格設定ができるマーケットという場所を作り、自分にしかできないソリューション、それを必要とするニーズを時間をかけてでも探す必要がある。それが決まるか決まらないか?で勝敗は決まる」

という結論が導き出され、
私の中のロードマップと直近の課題が見えてきました。


「プログラミング講師」
だけでは価格競争に巻き込まれる。

だから、
「それを手法として何を実現したいのか?」
という世の中のニーズを探す。
これが、直近の私の課題です。


昨日、今日と色々と目まぐるしく、
朝から昼にかけて、
ほとんど食事が喉を通らない程でしたが、
なんとか「人生の破壊と創造の分岐点」を
「創造」に持っていける予感がしてきています。

ただ惜しむらくは「創造」しても、
かつて知って欲しかった人が居ないこと。
しかし、後悔しても仕方ありません。


「INFP-t」で
「人間関係構築が苦手」だから「優しくしてね」などと
言うつもりは毛頭なく、
そういう気質であることを自覚して、
新しいものを作り上げていく決意です。


それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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