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頭の片隅

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#エッセイ

綺麗な字を書きたくて、隣の社員さんの真似をしていた頃。(※僕の字のフォント無料DL付)

綺麗な字を書きたくて、隣の社員さんの真似をしていた頃。(※僕の字のフォント無料DL付)

名前が「事務員G」なのは、この活動を始めた時の仕事が事務員だったからだ。「一人の事務員である僕が、こんな事もやっちゃってま〜す」というおちゃらけ感の演出だったのだが、まさか10年以上も付き合うとは思わなかった。

ホテルで働いていた僕はある日、営業に異動となった。営業課の事務員になったのだ。営業課と言っても外回りに行くのは営業マンの仕事で、僕は内勤。かかってくる電話を取ったり、従業員をどこに配置す

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大事な本こそボロボロになる

大事な本こそボロボロになる

本を綺麗に読む必要なんてない。
だからといって乱暴に扱っていいわけではないけれど。

大事な本ほどボロボロになる。
小さいカバンに押し込んだり、雨の日でも持ち歩きたかったり。

片手につり革、片手に無理やり持ってる本。
ページがめくれない。

歩く時間がじれったい。
信号待ちがなんだかラッキー。

何度も読む。何度も読む。
好きなページにドッグイヤー。

本がボロボロなのはその本が好きな証拠。

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