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嫉妬する羊羹

薬膳料理が得意な
そろそろたべときsetsukoです。

投稿の間があいてましたが
それは〜
色々あるがな。ね。


『郷土食の独自の進化』

を経て
今も尚、地域に根をおろしている。

私達の人生も
一歩進んだと思ったら
また
戻って…の繰り返し😑
とは云え
人生は続き
また
次世代へと繋げなければならないのだろう。


今回5回目『嫉妬する羊羹』

嫉妬すると言うキーワードで
食文化を訪ねて行きたい。
今回はリアル
タイミングで神奈川県。

食文化と言う定義はけっこう広い。
私の場合は
生薬や植物をキーワード
そんか巡業
良きかな。
しょっちゅう行くには
時間やお金の余裕が無いと行けません。
スポンサー付いて欲しいとか
何か方法があれば教えて下さい🧡えへへ


そんな事言いつつも
念願が叶い旅して来ました。

かなりの方向音痴ですから勇気が必要でした
半日掛けてここは 神奈川・東京多摩

藤沢市 – 神奈川
町中をぐるぐる井戸発見

松露羊羹

シヨウロウヨウカンと読みます。

羊羹の中に
天然のショウロ(松露を蜜漬けにした物)
が練り込まれたものです。
一度は行きたいと思っていた

豊島屋本店

豊島屋本店の紹介文には
名勝江の島の海岸でかつて採れた
香り高い松露(しょうろ)というキノコを
蜜漬けして練り込んだゆかしい羊羹です。
と言う記載がある。


豊島屋と言えば
鳩サブレですが
こちらには鳩サブレは
なんと!いっさい置かれていません。
関係は有るようですが〜。
詳しい事は知らんです。
聞きたかったのですが…
聞ける感じではござませんでした。
取材では無いので。
取材が出来る様な
そろそろ食べと木setsukoになりたいものです。


郷土食と生薬


その昔、江の島の海岸ではたくさん採れた
ショウロ(松露)。

調べて行くと
マツ林の地中に発生する卵形のきのこ。
おそらく風土が似た地域でも採取出来た
であろと推測します。しらんけど😆


基原植物和名マツホド
そしてその生薬名を
茯苓(ブクリョウ)と言います。 

☆嫉妬するポイント
日本でも採取出来ていたマツホド

近年採取できず天然物も少なく
豊島屋本店の松露羊羹の生産も
難しくなっているとか。

これが!松露羊羹です
通販はございません


環境がかすかに残る藤沢市
昔の伝統菓子として
✨神奈川県指定銘菓✨
この称号に
嫉妬をおぼえる

そして伝統を継いでいく難しさ
そろそろ食べときsetsukoは
この羊羹を愛す🧡


「茯苓」
茯苓!ブクリョウ!なんや~🧡
そりゃ食べてみなくちゃあかんやん。


基原植物和名マツホド
そしてその生薬名を
茯苓(ブクリョウ)と言います。 

中国や韓国では一級品の
生薬になれない物を
気軽に食生活に生かしている。

日本で言う
養生食よりも
より身近な使い方

私はこんな植物たちを
食薬と呼んでいます。

この茯苓
漢方方剤への利用は
桂枝茯苓丸
五苓散に配合されています。

私は
五苓散愛飲家です🧡


郷土食は時代の流れと共に
変りつつあります。
生産量が、多い時には
保存食や
おやつなどに加工され
今で言うSDGsとして活路を見出し
その名残として
今また
注目を浴びる時代です。が

この使用量…

郷土食の松露羊羹の
使用量からみて
…危機感を覚える。

日本の生薬は復活出来るのだろうか。


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