図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。
文化人や知識人は世の言葉の乱れ…
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2017年3月の記事一覧
「」で強調する問題という話
ブログのタイトルに「○○問題」ってつけるのって一時期流行りましたよね。
僕もよく使ったのですが、例えば「配偶者の呼び方問題」とか「ただの飲み友達からどうやってキスに持ち込むか問題」でもなんでも良いのですが、そういう感じで「○○についてちょっと考えてみた」っていうのを「○○問題」っていうの流行りましたよね。
同じ感じで「○○の話」っていうのも流行りましたよね。
僕もよく使ったのですが、例えば「
「滋味深い文章」に出会うのは、Webでは不可能なのか
知り合いの編集者さん数人に短編小説を見てもらう。うち、二人から色よい返事。
「大変面白いので是非書籍化を検討します」とのこと。
実はこの短編は、書き上げた直後に他の編集者さんに見せたら
「誰がお前の妄想に金払って読むんだ?!」
「こんなの、村上春樹が書いたって読まんわ!!」と酷評されたことがある。
それでも「これは絶対に面白い」という自信があったので、構わずに人に見せまくった。
人の評
『な』の本質とディープラーニング
もう20年近く前になるが、僕が大学の研究室に入ったとき、最初の研究会が「自己紹介プラス自分が興味あることを皆に発表する」という回だった。そこで僕が話したのが「『な』の本質が何なのかに興味がある」という話だった。
手書きの文字は、使い慣れた人なら殴りがきの、一見すごく雑で汚い文字でも、本人が『な』と書こうとした文字なら、意外とすんなり他人も『な』と読める。でも子供の書いた『な』だったり、日本語を学