今年は「大地の芸術祭」開催年

十日町市と津南町からなる「妻有(つまり)地方」を中心とした、十日町市と中魚沼郡は不思議な地域・・・。
不思議と思っているだけで、その理由を追求していないのは情けないですが、この国道117号を軸にした地域は、街が生きているんです。

比較対象として見ると、新潟市の古町と地下街は、恐ろしく寂れた印象しか持てません。
人の多寡であれば、当然の事として新潟のほうが多いわけですが、十日町と中魚沼には、血液としての人流循環を感じるんですね。
15年前にそう感じましたが、今でもそう感じます。
といっても、街に深くかかわっているわけではないのですが・・・。

もしかしたら、2000年に第1回が開催された地域芸術祭「大地の芸術祭」が影響しているのか・・・?
今でこそ全国各地で開催される地域芸術祭、この「大地の芸術祭」はそのパイオニアにあたるとのことです。

≪公式ホームページ≫大地の芸術祭 
2024年は「大地の芸術祭」の年、7月13日~11月10日(火・水定休)の期間で開催!!

世界を舞台に活躍するアーティストが、この地域の「大地」にアートを展開しており、この世界的アーティストの作品を目当てに、海外から訪日する人も多いと聞き、驚いたことを覚えています。

また、新潟のNHKでちょくちょく取り上げられているドイツ人建築デザイナー、カール・ベンクスさんの再生古民家がある地域も十日町です。
写真愛好家には有名な「星峠の棚田」近くです。
ご夫婦でドイツから移住し、十日町の雪景色を「世界有数の美しさ(要旨)」と言ってくれているようです。
素直に受け取り、雪景色は世界にアピールできる素材としてPRしたほうがよさそう。

個人的には、「猛吹雪で外が荒れているなか、屋内で薪を暖炉にくべながら暖まりつつ、読書をする」こと、これには強烈な幸せを感じる。
雪国生まれだからか?
南国のリゾート滞在も良いけど、このような雪国滞在もどうだろう?

話は脱線しましたが、このように、世界との交流がある地域なんですよね。
実は女子レスリング日本代表の合宿地も十日町にあり、かの世界的モンスターアスリート、吉田沙保里氏とも縁の深い地域です。

まずはこの地域を軸にした観光モデルコースを、何回かに分けて作ってみます。
※私の本業は旅行関連業界です。

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