幸福になるには「Give&Give&Give」
黒田官兵衛のじいちゃん、
黒田重隆は、
目薬を売ってお金持ちになりました。
これは前回のブログで紹介しました。
で、今回の内容は、
「お金持ちになった後どうしたか?」です。
結論を言うと、
お金がなくて困っている人達に、貸してあげたのです。
しかも無利子で!
すると、「ありがたい」と言って、
人がどんどん重隆のもとに寄ってきたわけです。
そしてその人達を家臣にして、
黒田家の礎を築いたというのです。
その後は、孫の官兵衛、長政と
歴史的にも超有能な戦国大名が後を継いでいくわけですね。
黒隆が、自分の利益ではなく、人に与えることを優先したからこそ、結果的に黒田家の繁栄に繋がったのではないでしょうか。
「嫌われる勇気」で有名になったアドラー心理学。
そのアドラー心理学でも、
「受け取るよりも与えることが、幸福への唯一の道」
としています。
「アルフレッド・アドラー
人生に革命が起きる100の言葉(ダイヤモンド社)」より
アドラーは、
他者への貢献、つまり「相手に与えること」が
「共同体感覚」を作ると言います。
共同体感覚とは、次のような感覚です。
①他者は私を助けてくれる(他者信頼)
②私は他者に貢献できる(自己信頼)
③その結果、私は居場所がある(所属感)
この共同体感覚が対人関係のゴールとしています。
さらに、アドラーは対人関係について、
下図のように4タイプに分類しています。
・支配的な人:自分本位の活動を大いにする。
・奪う人:人からしてもらうことを当然と思う。
・逃げる人:人と関わることを避ける
・有用な人:健全
共同体感覚が低いと、いじめ、アル中、犯罪、引きこもりといった問題行動に繋がってしまいます。
一方、
共同体感覚が高いと、幸福感を感じられるわけですね。
ということで、今回の教訓は、
幸福になるためには、
「相手に与えること(他者貢献)」
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
歴史は僕たちに道を教えてくれます。
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