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超初心者にもわかるように例え話をしてGitHubのプロジェクト作成をイメージしてみましょう🧰クラウドGPU☁️とGitHub🐈‍⬛を活用したプロジェクト開発と出荷の流れ🛠️✨


まえがき


「GitHubってよく聞くけど、どうやって使えばいいの?」「他の人が作ったものを自分のパソコンで動かしてみたい!」そんな思いを持つ方も多いですよね。今回は、まったくの初心者でもわかるように、GitHubからプロジェクトを自分の環境で動かす手順を優しく解説します。これから、例え話を使って一つ一つ丁寧に説明するので、一緒に楽しみながら学んでいきましょう♪


ちなみにPythonとは?

【プログラミング言語モデルのPython】


Pythonは、コンピュータに「やりたいこと」を伝えるための「言葉(プログラミング言語)」です。たとえば、冷蔵庫や電子レンジを自分で作ろうと思ったとき、Pythonは「この部品をこうして動かして」というような指示を出せる言葉です。
Pythonが使えるようになると、GitHubで見つけた他の人のプロジェクトを自分のコンピュータで動かせるようになります。GitHubは、他の人が作った作品が集まっている大きな倉庫のようなものなので、まずはその基本から見ていきましょう!

プログラムを組み立てる部品たち:モジュール、パッケージ、ライブラリ、プロジェクトの名前の違い


Pythonでプロジェクトを作るには、モジュールやパッケージ、ライブラリといった「部品」が欠かせません。これを家電製品の組み立てに例えて、分かりやすく解説しますね。

【小さいコードから順に、モジュール、パッケージ、ライブラリ、プロジェクトです🐱】

1. モジュール:個別の作業をこなす部品(冷却装置や加熱装置などのパーツ)🔧


モジュールは、一つの役割を担う小さな部品で、例えば冷蔵庫で言えば「冷却装置」や、電子レンジなら「加熱装置」のようなパーツです。それぞれ単独で動くけれど、全体の一部分として役立つのがモジュールです。

  • 役割:1つの明確な作業を担当する

  • 例え:冷蔵庫の「冷却装置」、電子レンジの「加熱装置」

2. パッケージ:関連するモジュールの集合(冷蔵庫や電子レンジの主要パーツセット)🛠️


パッケージは、製品を作るための基本セットです。冷蔵庫には「冷却装置」だけでなく、「温度調整装置」や「庫内の照明」なども必要ですよね。これらの装置をセットにして、冷蔵庫が動くようにするのがパッケージです。

  • 役割:関連するモジュールをまとめて1つのセットにする

  • 例え:冷蔵庫なら「冷却装置と温度調整装置のセット」

3. ライブラリ:複数のパッケージをまとめたツールキット(冷蔵庫や電子レンジの本体)🧰


ライブラリは、複数のパッケージをまとめたもので、いわば完成された「冷蔵庫」や「電子レンジ」の本体に相当します。たとえば、データ分析に特化したライブラリ「pandas」や、機械学習の「tensorflow」など、それぞれの目的に合った機能を一式で提供してくれる便利なツールです。

  • 役割:特定の目的に必要なパッケージをまとめ、実際に製品として使える状態にする

  • 例え:冷蔵庫や電子レンジの「完成品」

4. プロジェクト:完成品の作品(冷蔵庫や電子レンジそのもの)📺


プロジェクトは、完成された作品そのものです。冷蔵庫や電子レンジのように、すべての部品が組み合わさって、すぐに使える状態になったものがプロジェクトです。GitHub上には、こうした完成された「作品」がたくさん公開されています。

  • 役割:すべての部品を組み合わせた、完成品

  • 例え:冷蔵庫や電子レンジの「製品」

GitHubからプロジェクト(家電製品)を持ってきて、ターミナルで組み立てる流れ


GitHubは他の人が作った「冷蔵庫」や「電子レンジ」が保管されている倉庫です。ここから好きなプロジェクトをダウンロードして、自分の環境で動かすために必要な「部品」を揃えましょう。

【GitHabファイルを例えてみました🐱】

GitHubにあるもの

  • READMEファイル:設計図やマニュアルです。使い方や目的が書かれているので、まず最初にこれを読んで、どんなプロジェクトなのかを理解します。

  • requirements.txt:このプロジェクトを動かすために必要な「工具や部品」のリストです。

  • Dockerファイル(必要な場合のみ):製品を動かすための特別な環境設定が書かれています。初心者なら、特に気にしなくて大丈夫です。

【Roop-unleashedの例】

ターミナル:部品を組み立てる「操作パネル」


ターミナルは、GitHubからプロジェクトをダウンロードし、必要なツールをインストールして組み立てるための「操作パネル」です。ここで以下のようなコマンドを使って組み立て作業をします。

【paperspaceで起動したJupyter Lab画面】
【ターミナル画面】
  • Gitコマンド:git cloneでプロジェクトをダウンロードし、作業環境にコピーします。

git clone https://github.com/ユーザー名/プロジェクト名.git
  • pipコマンド:pip install -r requirements.txtで、必要なツールや部品を一括でインストールします。

pip install -r requirements.txt

家電製品を組み立てる流れのイメージ図🖼️


では、実際にプロジェクトを組み立てる手順を簡単にイメージしてみましょう!

GitHub(倉庫)🕋
     │
    ├── READMEファイル ──▶ 設計図・マニュアルを参照📝
    ├── requirements.txt ─▶ 必要な部品や道具を揃える🛠️
    └── Dockerファイル ──▶ 環境を確認(無理に実行しなくてOK)🧰  
      │
     ▼

ターミナル(操作パネル)🕹️
    ├── `git clone`コマンド ─▶ GitHubからプロジェクトをコピー
    ├── `pip install`コマンド ─▶ 必要なライブラリをインストール
    └── (Dockerコマンド)    ─▶ 必要に応じて環境確認
      │
     ▼

プロジェクトが自分の環境で再現され、家電製品が完成!📺

最後に


GitHubに保管されている「冷蔵庫や電子レンジ」(プロジェクト)を、ターミナルという「操作パネル」を使って自分の環境に取り込み、requirements.txtで必要な部品や道具を揃えることで、自分の作業環境で完成品として動かすことができます。こうして他の人の作った作品を自分のパソコンで動かせるようになったら、プログラミングが一層楽しくなりますよね!
次回は、より具体的にプロジェクトを説明していきます!
楽しみにしていてくださいね!

読んでくれてありがとうございます🐱


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