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何を撮影したら良いのか悩んでみる

少し時間が空いてしまいました。
photo bookの締め切りと言いますが、出来上がって来る時間と必要な日時の調整のため、ここ1週間程度は、編集に集中しておりました。
本日、無事に発注が出来ましたので、あとは、発送されることを待つのみです。

さて、photo bookの作成をしながら気が付いたことをお話します。
カメラの購入やレンズの選択、そして、購入費用の工面と数々の難関を乗り越えて、念願のカメラが手元に届くと、一定の期間はルンルンなのですが、そこからまた難問です。
「撮影の対象が定まらない。」
そう、何を撮影したら良いのか分からない、持ち出してもカメラを構えて撮影するのが億劫になる、等々、いろんな要因が待ち構えています。
私もKissDNを購入したての頃は、2,3か月ほどは楽しく持ち歩いていましたが、なかなか、撮影自体に必要性が無く、そして、被写体への関心も薄く、撮影の面白みが薄くなっていくのが分かりました。
ただし、旅行やイベントなどでは、楽しく撮影する事が出来るのですが、普段の生活においてカメラとの関わり方は、楽しくないと言いますか撮影する気力が少なかったです。

EOS 5D MarkIV EF70-200mm F2.8L IS III USM SS1/400 絞りF4 ISO100

一つの方法として、撮り溜めた画像を眺めてみたり、プリントしてみるなどをお勧めしたい。
パソコンやスマホなどのモニタで見るよりも、L版もしくは、2L版でプリントすると、自分の中で改善点が見つかります。
改善点と言うと難しいですが、要は、撮影した時のイメージとプリントした写真のイメージの間に、何かしら乖離した部分が必ずあります。
ああ、乖離と言う言葉も難しいですね。視覚的に気に入った風景や被写体でも、撮影して画像やプリントすると、なんか違う。この、「なんか違う」が撮影者と写真の「乖離」、そう見た風景と違うとか、あれ、絵になる風景と思って撮影したが、写真では、感動もヘチマも無いと言った無味無臭な感想となる事が多いんです。
写真は、「なんか違う」から「そうそう、こんな具合」へどうしたら近づけるのか、それが、撮影時の改善点となります。
乖離した改善点が見つければ、露出設定なのか構図なのか、撮影した時間なのかを考えて、再度、同じ被写体に向かってみる事をお勧めします。
同じ被写体の撮影に抵抗がある場合は、撮影自体において撮り直しが出来る事は、凄い事なんです。
子供たちの運動会や、集合写真の記念撮影など、二度目が無い撮影の機会の方が多いです。物撮りや近隣の風景などは、撮り直しが可能ですが、山岳写真や、スポーツ関連の撮影では、その場限りとなります。アマチュアが調子に乗ってブライダルの撮影を安請け合いすると、もう大変です。

何度も同じ被写体に向かっていると、いろんな事に気が付いてきます。露出設定では、カメラのプログラムから絞り優先やSS優先などを経て、結局、マニュアルが一番早く好みの設定が得られることが多くなります。
この辺は、カメラの機材との兼ね合いもありますので、考えるよりも先に指が勝手に動き始めたら、相性の良い機材です。
カメラのボタン機能のカスタマイズも一つの方法ですが、私の場合、基準となる好みの露出設定をカスタム登録しておき、現場で必要最小限の操作でシャッターを切るように心掛けています。
photo bookにちなんだ話をするつもりでしたが、いつものように脱線しております。
次回のネタとさせて頂きます。


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