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ハイペース・マイペース・マイスペース|ふあんクリエイターの実行日誌

わたしの余白に向けて、三段活用

ゆっくり、あせらずにね、の意味をこめて

「マイペースでね」

なーんてやさしい言葉を

わたしからわたしへ言いきかせる、もしくはだれかからわたしへの贈りものとしてかけてもらえるときがあるけれど。


はて、マイペースとは、どのくらいのペースなのだろう。


わたしの心地よいペースについて、実はよくわかっていないことがわかりました。これからもわからない状態で暮らしていくと予想しています。

なんだろう、どこか、せかせかして、そう、気ぜわしいのですよね。これはおそらく性分です。気持ちの土台が「ちゃんとしなければ」から始まっているようです。

マイペースって、なんだろう。これ、「ハイエース」という種類の車(商用車でよく使われる)が目の前をブロロロロロ〜!と走り去っていき、ふと気づいたことでした。

飛ばしてんな、ハイエース。

急いでんだな、ハイエース。

ハイペースなハイエース。

・・・からの、

わたしも飛ばしてんのかな?

マイペース、保てているのかな?

生き急いでいる?

と、ハイペースなマイペースについて、あいまいな自問自答を反すうしていました。

でもこれ、特に答えもないのです。わたしのペースに正しさはあるか、なんて言い出したらキリがないのですよね。今日の時点では、「まずは性分、あとは時と場合によってペースは変わりゆく」という答え(のようなもの)を持っています。こう記録したあとに、いや待てよ、と答え(あくまで「のようなもの」)が変わるかもしれない。

ハイエースという車が目の前を通りすぎただけ。それだけ。でも、そこから、脳の中でのお遊びが始まったのでした。これだから、生きるのをやめられない、生きていける。

世の中は面白いな。

漠然とした、適当に丸めた感想を持ちました。なにがどう面白いのか、上手に言語化できないことがくやしい。まあ、特に言語化しなくたっていいのです。


ああ、どこかで、人生を道にたとえた話を聞いたことがあったっけ。

そこで、ハイエースのハンドルを前のめりに握りしめ、ブロロロさせているわたしを思い浮かべてみました。まずは運転の姿勢から、そう、背もたれがあるから背中を預けましょう、そしてときどき休憩しましょ、の余裕が要る。そう、気持ちの余白を忘れないことだよなあ。しかし、こればかりはマンツーマンの教習所などなくて、独学と実践あるのみなのだ・・・。

ため息が出た。

走れてはいる。

自走可能に一安心。わたしは大人になったのだ。

つたないことばかり。

しばらくは、無意識にハイエースをさがしてしまうだろうなあ。またハイエースに会いたいなあ。

[日誌はつづく]

うさぎのおやつ代になります。(いまの季節は🍎かな)