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INFJ女の人生 Ep.7

やっぱり一度書いたら書きたいことがぽんぽん出てきて、すぐの更新です!こういうブログもそうだし日記とかもそうなんですけど、心が健康で健全な時は結構書きたくなるし、実際何かを続けるのって苦がなくできるんですけど、ちょっとストレス過多な時とか何となく憂鬱な時ってどうしても書けなくなっちゃうんですよね~自分の内面を直視することが怖いのかなあ。

はい。こんな前置きは置いといて、今日は前々からずっと書く書く詐欺してた「ドアスラム」についてです!INFJと深い関係にあるドアスラムについてと、それを踏まえた自分の話をしていこうと思います。

ドアスラムとは?

ドアスラム (Door slam)とは、人間関係において自分の価値観の中で許せないと思う基準を誰かが越えてしまった時、対象者がどんな間柄であれ、その瞬間から自分の人生から弾いて、最初から知らない人のように扱うことを意味します。

例えば、すごく仲良かった友人がどうしても許しがたい行動をとる。それを何度かの機会を与えても、その行動を直すことなく継続してきた場合、急に縁を切ってしまう、そういった話です。
大きく喧嘩をして、仲違いしたりするのではなく、される側としてはある日突然何の前触れもなく縁を切られるわけですが、INFJの人はこれをよくしてしまうと度々言及されるんですよ。


これは自分的にめっちゃ分かりやすい!思った図👇

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INFJは許容範囲は人より広いけどそれを越したら、限界までがすぐ。だから周りは急にドアをぴしゃっと閉められたように感じてしまう。要するにドアスラムがINFJによく見られる理由、ってわけですね。


INFJとしてこれにまず反論したいのが、「突然なんかじゃない!」というところ。例えば、やたらと人を見下すような発言がする友人がいて、自分の中の道徳や倫理観、モラル、ルールとして「こういう発言はちょっと…」と思ったら、直接やめるように促せなくても、そういう発言にはリアクションを取らなかったり、なんとなく顔でこういう話題は苦手だという表現をすると思うんですよ。でもそうやって何度表現しても気も付かず、何も改善されなかったら、これ以上一緒にいるのはちょっと…ってなって距離を取るのは自然なことなのでは?と思ってしまう。

だってこっちはそんな相手の嫌だと思うところを一々指摘できるほどの人間じゃないし、そもそも自分が逆なら「こういう話この人は嫌なんだろうな」って気付くからそんな何度も繰り返すなんてないし。って思っちゃうんですよ、私は。
INFJなら気付くかもしれないことも、他の人の中にはそういった機能が第四機能だったり、端から持ち合わせてないタイプの人だっているっていうことは正直盲点でした。「嫌なことは口に出す。それは相手を傷つけることじゃない。」と思ってる人も一定数いるだろうし、なんなら私の父と兄はそういう人だけど、私は言われたら悪意がなくても傷付くから言われたくない、自分が言われたくないことは人にも言わない、限界に達したらさようならっていうループの完成です!(笑)

(本当に本当の本音は人よりも広い許容範囲してるのにそれすらをも越してくるって、それはもうそっちの問題じゃ?とか思ってしまう。)

私のドアスラム

私がこのドアスラムっていうものを実際にしたと自覚してるのが1回だけありまして。それは大学で会った友達に対してでした。私の推測ではENTPかENTJ。NじゃなくてSかも。とにかくEとTは確実。

性格は結構キツめで、自分にも他人にも厳しいタイプの子なんですけど、努力家でストイックだし、普通に尊敬するところもあって、お互い深入りせずでちょうど良い関係だったんです。その子と同じ時期に同じ韓国に留学することになり、留学中にご飯行ったり同じサークルに入ったりで、急激に距離が縮まったんですよ。でも仲良くなればなるほど、良いヤツ!って感じの子で、見た目とか話し方で誤解されてるところはあるな~とも思うぐらい、仲良くなりました。

そんなある時、その子があるアイドルにハマったわけですよ。元々ゴリゴリのドルヲタだった経歴もあるし、その時にめっちゃ通い詰めて推しの2番目のお気に入りにまでなったっていう話は聞いてて、あぁ~そういうとこ合わない~って思ってたんですけど、そもそも好みが全く違うからそこで必要以上にぶつかることがなかったんですね。で、その子がハマったアイドルについて私も一定以上の知識を持ってたから(当時はK-POPマイスターでしたので←)その子は私ぐらいしか話す相手いない!って言ってよく私とそのアイドルの話をしてたんです。ここまではまだいい、平和。

問題はここからで、その子が出待ちをするようになったんですね。んでそれに連れられ一回行ったんですよ。そしたらまあこう古参的なポジの強そうな韓国人姉さんたちがいて、めーーーっちゃいやな感じなんですよ。「私達だけの〇〇だったのにノコノコ来てんなよ」的な。それ見て、うわーこわ、てか人として普通に嫌いーと思ってたんですね。それ以降、私はその人達のことも見たくないし、そもそもあんまり近距離でアイドル見るの別になので私は行かなくなったけど、その友達は引き続き通い詰めたわけですよ。

そして、ご飯行った時にその時の話を聞くとどうもその姉さんたちとつるんでるっぽい。なんならあの時の私たちみたいな新参者を追っ払うような態度を取っているらしい、ということが分かり、もう一気に失望しちゃって。
でもそれ以外の話なら普段通りだから、と思ってどうにか関係を続けていたけど、ついにその子の生活やら思想やら性格が完全にそっちに傾いてしまい、基本的な感謝とかも言えなくなったのを見越して、「あ、もう無理だな」と思い、それ以降会うことも連絡もしなくなりました。これが私の自覚するドアスラム。

でも実はこの話には続きがあるんですよ。

ドアスラムのその後

留学中は週2以上は必ず会ってご飯とか食べてた私があからさまに避けているのを向こうも察したのか、向こうから連絡がくることもご飯に誘われることもなくなったまま帰国しました。その後も何度か同じ講義で顔は合わすけど、挨拶もするかしないかぐらい、微妙~な関係が帰国後半年続きました。その後半年ぶりにある講義でまた一緒になった時は、向こうがちょうど一人だったのもあり少し話すようになって、なんとなくの修復はできました。

でもなんか二人ともぎこちない。あの時のことは触れちゃいけないような感じで、お互い腫れ物に触るような感じで会話してて。向こうがまた留学に行くってことだったので、行く前にじゃあご飯でも、とご飯に行ったけど、やっぱりなんか居心地が悪い。そして彼女が渡航してすぐにコロナが流行、即刻帰国してきたそう。

自分としては正直留学中の思い出の多くにその子がいたし、すごく楽しかったし、その子が私のためにしてくれたことも多くて、仲良く楽しく過ごしたのも事実なのに、それを私が(当時うつ状態)余裕ないが故にこんな一方的な距離の取り方しちゃったのも申し訳なかったなって、ずっとそれが心残りで謝りたかったんですよね。だから口では上手く言えそうにないと思って手紙にその旨を書いて送ったんです。

そしてその後、その子とご飯に行くことになって久しぶりに会いました。そしたらその子が、「あの時のことは完全に私が悪かった。あんなに力になってくれてたみんみんに失礼なことをして本当にごめん。正直時間が解決してくれると思ってこのまま卒業するもんだと思って甘えてたのに、そこをちゃんと解決しようとみんみんから言い出してくれて本当にありがとう。」そう言われたんです。

私自身、ずっと自分だけ重く捉えてて、この子からしたらなんでもないことについて、私が打ち明けることで問題を突き付けちゃうんじゃないかとか考えてたから、向こうもそれなりに悩んでたことに驚いたし、何よりこんなこと言ってくれると思ってなかったから、すごくジーンときちゃって。たまらずその日は呑みすぎました。

うつ状態でメンタルボロボロの私を、その子はいっつも褒めてくれてたんですよ。そういう友達がいたから、ボロボロの状態でも自分を肯定してくれる人がいることへの認識が出来て自信にもなったし、こちら側としても感謝してる面がすごく多かった人だったから、自分がINFJであること、それからドアスラムのことを知って、「いくら‟我慢の限界”と思っても、ちゃんと相手と向き合うことで解決できるかもしれないんだな」ということを学びました。

最後に

このブログを読みにきてくれる人は基本的にINFJが多いのかな?と思ってるんですけど、ドアスラムの経験がある人もそうでない人も、自分の許容範囲と限界について一度考えてみるのもいいかもしれないですね。それから、自分の許容範囲を越した時にどう対処するか、についても。

自分も然り、人間は完璧じゃないからこそ、お互いに上手く擦り合わせる努力をしていかなきゃ、と感じさせる出来事でした。

書きたいと思ってたことを私としてはそれなりに簡潔にまとめられてよかった!INFJの皆さんが今日も明日も明後日も心穏やかに過ごせす世の中になりますように!!!


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