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053 お掃除日和

こんなにきれいに晴れているなら、はりきってお掃除しましょう。
窓を開けて、涼しい秋風を入れながら、歌うようにお掃除すればあっという間です。

私の場合は、小さな音で音楽をかけてお掃除をするのが好きです。
お気に入りのCDであれば、一曲が何分くらいか覚えているので、ほこりを払うのは一曲が終わるまでにとか、三曲目までに床掃除を終えよう、とか。
結構集中できますし、私が暮らしている決して広くないお部屋では、アルバム一枚分の曲がすべて終わる前に、だいたいのお掃除は終わります。

そうしたら、あとはすっきりとしたお部屋の中で、お茶を飲んだり本を読むのですが、掃除する前とした後では、いつものこともいつも以上に気持ちよく感じます。

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みなさんは学生のころの清掃時間を覚えていますか。
私は、結構この時間が好きでした。
放送部だったので、当番の日は清掃を免除されて放送室にいましたが、それ以外はきちんと清掃していました。

教室や廊下、トイレなど班ごとに毎週代わりばんこで掃除をしていました。
学校の掃除はとてもシンプル。
使う道具も少なくて、掃除過程も少ない。
でも、きちんときれいになります。

私は、特に雑巾がけが好きでした。
学校の雑巾は、びっくりするほどくさいのですが(あれはなんのにおいだったのでしょう。今でも、あの雑巾のひどいにおいは、学校以外では嗅いだことがありません)、机を拭くと木が生き返る気がしました。

雑巾の水の含ませ具合をベストにすることがなかなか難しくて、試行錯誤していたように思います。雑巾をあまり濡らしすぎると、べしゃっとした仕上がりになって乾くのが遅くなりますし、からからでは拭いた気がしません。
ちょうど良い水分量にできたときは、ちょっと嬉しい気持ちになっていました。
そして、チャイムが鳴って午後の授業が始まる前、きれいになった教室で清々しく授業に臨んでいました。

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そんな学生だったというのに、今自分の家を定期的に清掃しなくてはならまいとなると、どうしても面倒だな、と思う瞬間があります。

絶対掃除をした方が気持ちが良いしいいことだらけなのに、どうしても腰が重くなってしまうことがあります。

そんな時は、気持ちの切り替えのためにさっと窓を開けて空気を入れ替えます。ほら、空気がきれいになったんだから、お部屋もきれいにしなくちゃ、という気持ちに持っていきます。

あとは、ご近所さんに迷惑にならないボリュームで音楽をかけたら、お掃除スタートです。年末の大掃除で苦労しないためにも、楽しくまめにお掃除しましょう。


今回も、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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きょうのイラスト
お気に入りの掃除仲間がいたら、やる気も出る気がします。

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