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2021年4月の記事一覧
読んだ観た聴いたもの感想ざっくり書く 2021年4月19日~4月25日
▼マンガ
・『三拍子の娘』(町田メロメ/DU BOOKS)
母の死後、突然思い立って旅に出てしまった父。残された三姉妹の日常を軽やかに、鮮やかに、洒脱に語る。ebookjapanのオリジナル連載はこういう作品が路線として定着している感じなのかな。2色刷りの豪華な単行本装丁もすばらしい。
・『ふしぎの国のバード 8』(佐々大河/KADOKAWA)
表紙を改めて眺めると1巻からずいぶん絵が変わられた
読んだ観た聴いたもの感想ざっくり書く 2021年4月12日~4月18日
▼マンガ
・『透明なゆりかご 9』(沖田×華/講談社/ハツキス)
完結。作者さんは多忙だし、もういつ完結してもおかしくないなと思っていたので納得感はある。車中泊に追い込まれた妊娠中の女性がスマホを眺めていて出会ったこの作品によって良い方向に動き出せたエピソードには、読み捨て前提の電子配信コミックにもなにがしかの可能性はあるということなのだなと思えて少し嬉しかった。
・『猫奥 2』(山村東/講談社
読んだ観た聴いたもの感想ざっくり書く 2021年3月29日~4月4日
▼マンガ
・『健康で文化的な最低限度の生活 10』(柏木ハルコ/小学館/スピリッツ)
島耕作の罹患が大ニュースになっていたけれど、「ある」現実を描いているマンガは、触れられていないだけで、私が想像しているよりたくさんあるのかもしれない。貧困ビジネス編に受給者の軽度知的障害の可能性の話、そして給付金の話も絡んでの「ある」世界での物語。この作品の舞台がどこまでも「リアル」と地続きであることの表明である