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起業する人は健全な勘違いが出来る人だ。

こんにちは、株式会社トピカの麓俊介です。
最近起業ってなんだろうなと思うことがあります。
新卒の方やプライベートの繋がりで起業をしたいという方から相談を受けたりしていて、特に、M&A前後から増えてきたように思えます。

僕が思うに起業って何があるか分からない広い海で冒険するようなことだと思うんです。
何が正解で何が不正解か分からないくらい本当に漠然としています。
起業って何ですかって言われたときに僕はこれですってすぐに答えることはできません。
なぜなら今はまだ広い海で航海中で目的地についていないからです。
ですが、自分が何者なのかを確かめる作業をしているのだなとは思います。
目的地にたどり着いたら、自分の起業人生を振り返り結論を出せそうです。


今一緒に航海しているトピカのメンバーも何者かになりたい!と、答えを探しています。
人生の限られた時間を仕事にコミットする意味を理解しているメンバーがトピカには多いと感じます。
大人でも挑戦し続けるっていう流れがスタートアップやベンチャー企業にはあると思います。
他人が決めたレールの上ではそのスピードとルール上でしか成長出来ないけど、自分で決めることによって無限に成長出来るかもしれない。
これってワクワクしませんか?
別にずっと仕事を頑張れという話ではなく、人生において必要なときにチャレンジをして成長することは素晴らしいことですし自分の選択によって人生が好転するのであればそれはやるべきです。


起業をした理由

僕の起業したいっていう気持ちは10年ぐらいかけて溜まっていて、それが爆発した結果として起業をしています。
一番最初にその気持ちが芽生えたのは中学生です。
親にゲーム機を取り上げられて、自分でゲーム作ろうって思ってプログラミングを始めました。
そのときに自分が提供したサービスが評価されたことと、ちょうどそのときにテレビで六本木ヒルズ族の特集がされていて、ホリエモンさんとかがテレビに出ているのを見て、片田舎に住むITかじりたてキッズの僕は憧れを抱き、起業を意識しました。

その後、新社会人になり過去のnoteに書きましたが、お金がもらえなくて借金もすごいいっぱい作っちゃって、家も無くなって死に掛けました。
そういう時でも逃げたくない!頑張るぞ!ということで、死にものぐるいで働いて生き残りました。
このときに働いていた同僚から、アイデアや行動力を褒められて「起業家みたいだね」と言われたりして改めて起業を意識しました。


次に新しく転職した場所はソーシャルゲームのスタートアップでした。
一番起業に影響を受けたのはこの時期でした。
当時のソーシャルゲームの市場はありえない速度で拡大しており、その市場の中で働く毎日は刺激的で、スタートアップの熱量を肌で感じていました。
ゲームビジネスが楽しすぎて自分で起業をしたいと思っていたことすら忘れていました。
創業まもない数名時代からイグジットするまでを体験した後、次は自分の番だ!と、そこから自分探しの時間を経て、”そうだ昔から起業したかったんだ、今やろう”という気持ちで起業しました。


起業する人って

起業する人ってどういう人だろう?と周りの起業家を想像してラベルを勝手につけると、いろんな要素はあるものの「しつこい」人が多いなと思いました。
新しい市場で新しいビジネスをしていると、分からないこととか想像もしていないようなことが次々と起こります。
でも辞めない。
課題を解決するために、どんな手段でも実行するし、馬鹿にされたって、否定されたって実行します。
とにかく、碇シンジくん状態で逃げないようにします。
きっと上手くいく、そう思って事業に向き合います。
やめるタイミングも今振り返ると冷静にかなりあったはずで、トピカもなんだかんだ3-4年くらいは大変でした。
今も余裕って訳ではないですが、目に見える成長と成果が出ているのでこれからもしつこく頑張ります。


大きなビジョンがなくても起業は出来る

その後のビジネスの成長はさておき、大層な目的がないと起業がないと出来ないとかそんなことはないと思います、起業したいなとか思ったら起業するのも全然いいと思います。上場している素晴らしい経営者の方もきっと、ビジョンスタートの人とビジネスモデルスタートの人がいると思います。
ビジョンは必要なときから育て始めるべきです。
というのも、かっこよくビジョンを定めて起業しても、とんでもなく低レベルなハードシングスにまみれて、ビジョンよりもご飯を食べなければ・・・とどうせなると思います。
僕は起業して登記をした後に自分自身が何の為に生きるのか、何のためにビジネスをするのかっていう考えるスイッチが急に入りました。
スイッチというか自分の過去の人生情報を整理し始めたのかな?整理した答えが今のトピカでしていることです。

起業に向いている人

しつこさ以外に起業に向いている人は、健全な勘違いが出来る人と、物怖じしない人ですね。
僕自身、周りから社長向いてますね!とか言われて「社長になるために僕は生まれてきたのか」って健全な勘違いとして自己暗示をかけて社長になったくらいです。
物怖じしない人というのは、課題解決のために明らかに格上の人に平気で助けを求めたり意見をしたりする人です。
書いてて思いましたが、しつこくて、健全な勘違いをしていて、物怖じしない人ってかっこよくて頼もしいですね。少し怖いですが。

トピカも今は30人程度の組織となりましたが、意欲ある個人が自身のPJだけではなく、別のPJも立ち上げて担当しています。
会社が命じたビジネスではなく自分の意志でビジネスを立ち上げているのです。
これはもう起業家です。
トピカにいる新規PJ担当の人間は経営陣と近い距離で仕事をし、ビジネスの腕試しと起業家らしさを育むことが出来るのです。
これはトピカのすごいメリットだと思います。
意外とスタートアップやベンチャーは入ってみたら新規事業に携わる機会や自主性が担保されていない!というところもありますが、トピカは大丈夫です。
なぜトピカでは積極的に権限移譲を行うのかというお話は別でしたいと思います。


そんなトピカは絶賛、起業意欲がある人を採用しています!
上場企業へのグループインを実現したトピカは第二創業期に入りました。
よく、上場企業のグループに入ったことでスタートアップらしさを失うと聞きますが、そんなことは全くないです。確かに管理体制は強固になりましたし、BtoBビジネスをしてる僕たちとしては、いい意味でカッチリすることができました。
けれども、スタートアップは短期的に成長する組織体やビジネスを指す言葉なので、僕たちもまだまだこれからもスタートアップしていきます。
そんなこのフェーズでは、トピカの求める人材像としてはただガムシャラに働いてくれる労働者ではなくて、ともに成長しあえるそんな人を求めてます。
起業意欲があるような、目的意識を持ち、自分の人生を好転させたい、何者かになりたい人と一緒に、トピカを成長させたいです。
一緒に働かれる方には、人生においての有意義な時間、起業に繋がるビジネスチャンスを提供したいと考えています。
どうせ起業するし1年くらいだったら働ける、とかでもいいです。
昔の僕のように入ってみたビジネスが楽しすぎて数年いちゃうかもしれませんから。
起業体験をしてみたい人は一度トピカを覗いてみてください。もちろん気軽にランチやお茶に行ってくれる方もお待ちしています!

ご連絡、お待ちしています!▼



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