糖尿病の父の健康を心配する気持ちを伝えるために手紙を書いてみた
糖尿病の父について
私の父は糖尿病です。
医者から食事制限を受けており、食生活を改善するように強く言われています。
しかし、父は甘いものやファストフードが大好きです。
何度も食べるものに気を付けるように言っても、全然改善する気がありません。
そんな父が入院しました。
病院では通常よりも厳しい食事制限がされたので、入院中は血糖値も落ち着き、体調もよかったようです。
退院後の爆食い
でも退院直後から、父はお菓子を買いまくり、爆食いを始めてしまいました。
ケアマネやヘルパーにも協力してもらって、なんとか父を止めようとしたのですが、爆食いを止める様子は見えませんでした。
息子から父への手紙
なんとか父に食生活を改善してほしいと思った私は、父に手紙を書きました。
(プライバシー保護のため若干修正していますが、ほとんど原文のままです。)
父はいつになく神妙な面持ちで私の手紙を読み、
「おまえにそこまで言われたら仕方ないな。
もうお菓子の爆食いはやめる。
頑張って食生活を改善するよ。
約束する。」
と言ってくれました。
父は私の気持ちを理解し、納得してくれたのです。
私は、手紙を書いてよかったと思いました。
ケアマネさんからのショートメッセージ
ところが、その日の夕方、ケアマネさんから私の携帯にショートメッセージが届きました。
「お父様がコンビニで特大サイズのポテトチップスと源氏パイを購入されました」
・・・私は、目を疑いました。
父のあの「約束する」という言葉はどこにいったのでしょうか。
おわりに
「息子の父を思う気持ち」と「父の食欲」との戦いはまだ始まったばかりです。
長い戦いになるでしょうが、負けずに頑張っていきたいと思います。
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