fumizukiitsuka

2羽の インコを飼っています。 気の向くままに書いています。

fumizukiitsuka

2羽の インコを飼っています。 気の向くままに書いています。

最近の記事

まっさらな気持ちで

いろいろな出来事も 繰り返すと。 繰り返さなくても 今までの何かと関連付けて考えてしまう。 母用の麦茶を入れ替えようと お湯を沸かそうとして 水を入れようと ケトルを持ち上げた。 ケトルに残っている水だけでなく 水の中で 純粋に水ではない何かが 鈍くゴロゴロと動いているような 転がっているような感じがする。 さて。 何が入っているだろうか? 蓋を開けると 卵が2個入っていた。 茹で卵を好んで食べない母だが 卵を見ると茹でようとする。 ケト

    • 秋なんてすぐ

      先日、大学病院へ母と行った。 歯を抜くにも 大学病院へ行かないと行けないらしい。 行ったからといって その日のうちに完結はしない。 メインの "歯を抜く"となると 予約を取っても4ヶ月も先になる。 入れ歯が気になるようで 母が入れ歯を外してしまう。 病院のお手洗いで手を洗い 髪を整えている自分をまじまじと見ていたと思っていたら 「歯がない!」 鏡に映る自分を指差し 母が無邪気に笑う。 「秋までには歯が出来るから。」 と私が言うと 「秋なんてす

      • 自分の手でできること

        バリバリに破けた網戸の網を張り替えた。 YouTubeを観ながら2時間半くらいで 私も自分で 張り替えることが出来た。 ちょっと前に 母が網戸をばりばりに破ってしまった。 あたたかくなり母が窓を開けると 虫が部屋の中に入るので 春が来る前に網戸を張り替えないとと そんな話をしていた。 「自分で張り替えたらいいよ。」 といろんな方々から勧められ 道具を買い揃え 自分で網戸の張り替えをしてみることにした。 以前 猫を飼っていたので 障子がバリバリに

        • 探しもののはみつかる

          「ない。ない。ない。」 どこを探しても 母の入れ歯が見つからない。 「ここにも。ない。ない。ない。」 と探していたら  ふと 「ない。ない。ない。」 と探しものをしていたときに 大先輩に言われた言葉を思い出す。 大きく深呼吸をして 気を取り直してまた同じところを 「ある!ある!ある!」 と探したら 何度も探した 本棚の奥に入れ歯が転がっていた。  探しものをすると つい、ないと思って探してしまう。 学習しないな私。。。 ふと 歌詞を思い出

        まっさらな気持ちで

          さあ、出かけよう。

          散歩をしていたら 手すりに鳩が止まっていた。 しばらく遠くを見ていたが 方向を定めて ''さあ。飛ぶぞ。'. と力強く鳩が空に向かって飛びたった。 その姿を見ていたら 心が軽くなった。 母の病院や 小鳥の産卵期もあり 出かける気もしなかったが 遠くに行かなくても 近場にでも 行きたいところへ 行きたいときに行こうと思う。

          さあ、出かけよう。

          その視点からは見えない世界もあることに気付くことから

          歯医者さんを前に 「怖い。怖い。」   と目をぎゅっとつむり  胸の前で両手をぎゅっと握り 小さな子供のように 「いきなりこんなに虫歯になった。」 と母が言う。 「いきなりこんなに虫歯にはなりませんから。」 と歯医者さんが 母の口の中を見ながら   「この虫歯は昨日よりずっとずっと前の虫歯でしょうね。」 と言って微笑むと もじもじした母の目が泳いだ。 歯医者さん嫌いな母なだけに     ずっと前からの虫歯は だいぶ進行していた。 先々の総入

          その視点からは見えない世界もあることに気付くことから

          ははどこへ?

          先日から 歯医者さんへ通うことになった母。 歯医者さんへいく前に ふと気付いたときには さっきまであったはずの 上の歯がなくなっているではないか。 いつ外したのか? 正解にいうと 私がリアル歯だと思っていた ".上の入れ歯"がなくなってしまった。 「はじめから歯なんかなかった。」 と母は言い 母のバッグや部屋の中を探したが 結局、見つからない。 誤飲するような小さなものではないが タオルかティッシュに包んでしまっていたら 捨ててしまったのかも知

          ははどこへ?

          その卵から学ぶこと

          飼っている2羽のインコの 1羽が9個目 もう1羽が15個目を産卵。 予期せぬ 長い卵生活となる。 産卵期後の対策も考慮に入れつつ 今は2羽元気に 無事に産卵期が終わるのがゴールだ。 そんな話をしていたら 「なんか、にわとりみたいだね。」 と言われ 心配で鬱々した気持ちが吹っ飛んだ。  スーパーに並ぶにわとりのたまごは 年間に300個くらい産卵するそう。 (こんな比較とかも良くないかも?だが) 言葉には威力があることに はたと気付かされる。 改

          その卵から学ぶこと

          心配しないで。大丈夫だから。

          子供の頃 なにかと心配してしまう私に祖母は 「心配しないの。大丈夫なんだから。」 と笑って言っていたのを ふと思い出す。 先日 母が固い物を無理に齧ってしまったようで 前歯がグラグラになってしまった。 慌てて近所の歯医者さんに診てもらい 結果 グラグラした歯は抜くことになった。 歯医者さんを目の前にすると 怖いと言って 口をぎゅっと閉じ 目をぎゅっとつむり 子供のように怖い怖いと母が言う。 歯医者さんが   「心配しないでください。大丈夫です

          心配しないで。大丈夫だから。

          ありがとうございますからはじめよう

          母が    「ありがとうございます。」 とたくさん言う。 着替えやご飯やトイレのときも 「ありがとうございます。」 と呪文を唱えるように言う。 "ありがとうございます"は 以前 私が付き合っていた彼にフラれ この世の終わりみたいな気分になった時に 出会った言葉が "ありがとうございます’'だった。 なんでも 出会いはあると思う。 「ありがとうございます。」 を言えば良いわけね! じゃあ。死ぬほど言うことにしよう。 もともと単純な性格な私なので

          ありがとうございますからはじめよう

          呼ばれている

          私の両親も祖母たちも同郷の田舎育ちなので 自分たちのひいおじいちゃんやおじいちゃん ひいおばあちゃんやおばあちゃんが そう言っていたと 夢で見たとか ちょっとした何気ない出来事を "呼ばれている"と言い どうでも良いような些細な出来事も 大切にしていた。 先日 駅で電車を待っていたら 向こうのほうからカラスが こっちに向かって飛んで来だかと思うと 弧を描くようにサーッと 羽根を広げて悠々と私の目の前に 降りて来た。 「どうしたの?」 と私が言

          呼ばれている

          ついに、と感謝と。

          年始そうそう 母の初徘徊。 10時15分頃に GPSをつけているバッグも置いたまま あたたかい春のある日みたいに 玄関のドアから軽やかに パジャマで出て行く後ろ姿の動画を最後に 家からひとりで出てしまった。 16時頃 4km離れた場所で "寒そうな人が歩いている"と通報され 保護された。 発見してくれた方が 寒そうだからと 自分が着ていた服を母に着せてくれ ポケットにカイロを入れてくれていた。 お礼も何もいらないと 帰られたそうで 保護して

          ついに、と感謝と。

          びっくりするような汚れもつけ置き洗いでとてもきれいに。

          玄関のドアを開けると 母の気配がしない。 玄関のノブや 白い壁紙に べたべたと血のついた手跡が 玄関からトイレへ続いていた。 トイレのドアを開けると 血のついた たくさんトイレットペーパーが散乱していた。 それはトイレから風呂へ。 風呂の戸を開けると 血のついた母の服やらズボンやタオルが投げ捨てられていた。 そのぺたぺたと血のついた跡は 風呂から母の部屋に続いていた。 母の部屋のドアを開けると ぺたぺたと血のついたたくさんのタオルと ぺたぺたと

          びっくりするような汚れもつけ置き洗いでとてもきれいに。

          酔いさましには自動販売機であたたかいコーヒーを。

          年末の寒い夜に 自動販売機を見かけると ふと、思い出すことがある。 子供の頃の年末の夜は 今日は会社の忘年会や 今日は学生の頃の友人と飲み会だったと言い 帰宅した父は酔っ払っていた。 とくに朝 今年一番の冷え込むようなことを 天気予報で言っていたような日は だいたい夜 ピンポーン、ピンポーンと しつこくインターホンが鳴る。 玄関を開けると 「酔いさましに、川で泳いで来た。」 と靴と鞄を持ち 髪から水がしたたり コートもスーツもマフラーもシャツ

          酔いさましには自動販売機であたたかいコーヒーを。

          その、すっかり忘れてしまったことらは、自分の中で満を持していたりする。それを思い出し、後押しするようなタイミングに気付くことから。

          25日は父の命日だった。 2015年の年末。 家族で集まる予定の前日に他界し みんなで出かける予定の年末は 父のお葬式になってしまった。 時間が経ってしまえば 悲しいは悲しいけど 母とふたりでクリスマスイブを過ごし 好きな日本酒を呑みながら 好きなものを食べお腹もいっぱいで 明日はみんなが来るんだなぁと 楽しみに布団に入り ぐっすり眠り 心拍停止なんて自分も気付かないくらい 苦しむこともなく 静かな静かな最期。 その日も朝から天気が良くて 天

          その、すっかり忘れてしまったことらは、自分の中で満を持していたりする。それを思い出し、後押しするようなタイミングに気付くことから。

          昨日 6個目と4個目を産卵。 2023年もいろいろあったが 今年を振り返ると 飼っている2羽のインコが 2羽とも女の子で産卵(している)したことが 1番の出来事かも知れない。 前回の産卵期のインコたちの 取っ組み合いのケンカから学び 同じ大きさのカゴにして 別々のカゴにした。 いろいろ思うこともあるが こんな状態だが 居心地が良いのだと思う。 1羽用にピッタリなサイズで 掃除もしやすい。 鳥カゴを掃除していたときに流れていた曲で かわいい曲だ