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リノベーション古民家に住む方法と体験記(その1/土地購入編)



 今日のコラムでは、僕が2016年にリノベーションした古民家リノベーションの体験記をまとめながら、合わせて、リノベーション古民家に住みたい人向けに、土地選び、設計、工事などをまとめていきたいと思う。
3回ぐらいに分けてのコラムになるはず。

父が亡くなり、SUUMOで土地探し

 2015年の秋、洞口家では大きな課題を抱えていた。
 それは2014年の春に美容師だった父が亡くなり、父と母とで経営していた美容室を今後、どうしていくか?が当時の洞口家の大きな悩みだった。
 当時、僕と妻は2人は実家の美容室から徒歩10分ほどのアパートに暮らしており、母は20坪ほどある地元では大きい美容室を父が亡くなっても1年以上経営していた。アルバイトも入れるとスタッフが3-4名ほどおり、ただ、父が亡くなった中、この規模の美容室の賃料を支払い、大規模に続けていくことが母としては辛かったようだ。

 父が亡くなって直後は絶対に僕たちとは一緒に住みたくないと言われていたが、いよいよ、母からお店を縮小化したいという話もあった。とは言え、美容室+母の家と僕たちとの家を別で建てることはあまりにもお金がかかること、そして、当時、僕たちのアパート賃料、母の家と美容室の賃料、美容室の駐車場代で合計30万円ほどの支出があり、現状を維持することは無駄が多かった。
 そのため、一つの土地を購入し、そこに母の美容室&二世帯住宅を建設するのが良いだろうという話をしたその日に、SUUMOで地元岩沼の土地を探したところ、「古家付き土地」で岩沼駅から徒歩3分ほどの土地が出てきた。SUUMOの写真には何やら古い日本家屋がついているぞ!と思い、その日に僕と妻の2人で見に行くと、古いがいい感じの日本家屋だった。

物件探しは「古家付き土地」で不動産サイトで探すのがベスト

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