三角縁神獣鏡も箸墓古墳の実年代根拠にはならない
纏向学研究センター(奈良県桜井市)が2022年8月に刊行した『纏向学の最前線』で、岸本直文さん(大阪公立大学)の論文を見て驚きました。
三角縁神獣鏡が箸墓古墳が250年頃であることの根拠になっていることを知らなかったので、まずビックリ。邪馬台国が近畿、箸墓古墳が卑弥呼の墓だと、ここまで断定していることに二度ビックリしました。
箸墓古墳が3世紀中頃の根拠としては3つ目の説になります。
僕はこれまで、炭素14年代測定、画文帯神獣鏡を根拠にした説が成り立たないことを記事にしてきました。
この記事では、箸墓古墳の実年代の最後の記事として、三角縁神獣鏡が本当に年代根拠になるのか、検証してみたいと思います。
※おことわり
この記事は新しい情報を加え、以下の記事(第2章)に統合しました。
(最終更新2024/1/13)
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