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通貨の歴史について解説

こんにちは、Web3おじさんことふみりまです。

先月は自分の人生の中でWeb3としての活動が始まったと言っても過言ではありません。

NFTに興味を持ち始めてから購入に至るまで様々な経緯がありました。

この経緯が自分にとっては新鮮すぎたと同時に「これは怪しいからきっと手は出さないだろう」というものに手を出す事になります。

それは、仮想通貨です。

「うわー、日本円じゃ買えないのかよー?!仮想通貨じゃないと買えないののかー!!」

と思い仮想通貨の重い扉を開いたわけなのですが、この際仮想通貨について調べたところ、これが、、、めちゃくちゃ面白い、、!

現在インターネットが普及していき、今ではスマホだけではなくて家電製品にまでネットが繋がれている時代へと変化していきました。

ほんの数年前までは電話回線からPCに接続しないと繋ぐ事ができなかったネットが徐々に変化していき、手持ちのスマホで自由にネットにアクセスしてお買い物であったり、取引などができる時代になりました。

それだけではなくお金の価値も時代とともに変化していきました。

お金と聞くと紙幣をイメージすると思いますが、次の紙幣の代わりとなるであろう通貨が仮想通貨なんですね。

仮想通貨を知る上で前提の知識として、通貨の歴史を知っていくと仮想通貨がさらに面白くなります。

通貨が誕生するはるか昔に遡ると、市場では物々交換が行なわていました。

原始時代の市場の取引をイメージしてみて下さい。

「肉の塊1個と木の実100個で交換しようぜ!」
「いや、この肉はマンモスの肉で価値が高いから木の実じゃなくて、そこの魚10匹と交換だ!」

といった具合で取引が行なわれていたのですが、この物々交換には欠点がありました。

それは本当に欲しい物が交換し合えないという点です。

自分が持っている肉は命を懸けて取ったものなのに、今日は野菜やドングリでしか交換する事ができないのかよー、魚食べたいのになー!」

みたいな欠点があったんですね。

そこで考え出したのが、食料ではない価値のある物を中心において取引するようになったのです。

その価値ある物は最初は綺麗な貝だったとします。

「貝3枚で肉の塊1個取引でき、貝1枚で魚1匹がもらえる」

このように物々交換の仲介的な役割を果たす存在として始めは綺麗な貝だったのが貝から違う価値のあるものへと変化していったのが通貨の始まりだったとされています。

でも貝に価値を見出している村もあれば、石に価値を見出してしる村があったりと地域によって物の価値は違ってくると当然取引は成立できない、、。

そこで皆が全員共通の価値を見出している金や銀に通貨を置き換えるようになりました。

今も昔も金や銀は希少性の高いものだという認識は一緒でした。

そこで中世では金貨や銀貨を最上位に価値のある通貨として用いられていたわけですね。

日本でも400年前江戸時代では大判小判が用いられていました。

さらに金貨や銀貨に代わる通貨が表れるのですがそれは引換券です。

「金貨や銀貨はシンプルに重い、、、。こんなの持ち歩いていたらすぐにバレて強盗に遭ってしまうリスクもある」

紙幣のメリットは軽いし持ち運び便利という点と中央政府が持っている金貨や銀貨に交換できる、いわば引換券として用いられていました。

「よし、この引換券10枚で金貨8枚と銀貨4枚に交換できるぞ」

みたいな感じで引換券は使われてきました。

1816年からイギリスで金本位制度という金融制度が始まり、取引の際に引換券で金貨銀貨交換が行なわれていたとされています。

約150年間世界経済は取引券は使われてきたのですが、1971年(割と最近)にアメリカがベトナム戦争に介入したことで財政難に陥りました。

そこでニクソン大統領が財政難を抑制する為に引換券を廃止して、引換券そのものを金貨銀貨同様の価値基準に定めたのが紙幣の始まりとされています。

紙幣を刷る事で景気を調整したり財政を調整したりする時代に入っていきました。

金本位制度から管理通貨制度に切り替わったニクソン大統領の決断はその後世界に大きな衝撃を与える事になります(ニクソンショック)

まさに大変革、大きな変換点でした。

こうやって時代の変化とともにお金の仕組みが変わっていったのですが、もしかしたら今後も時代の変化に伴いお金の仕組みが変化していくかもしれないね、、いつの時代になってもお金の仕組みは変わっていくものなのだ、、

ということで紙幣の次に来るであろうお金の仕組みが仮想通貨だとされています。

「でも現実にはない物を通貨と呼べるの??」

という疑問点もあるかと思いますが、以下の基準を満たしていれば通貨と呼ぶことができます。

①価値の尺度がお金によって判断できるか?たとえば、同じモノでも一方500円の価値がありもう一方は1000円の価値があるのならば通貨と呼ぶことはできません。
②価値の貯蔵手段によって価値は担保されるか?たとえば、このポイント分あれば洋服が買えるのだけどあと1か月で有効期限過ぎてしまう場合は通貨と呼ぶことはできません。無くなる物は通貨ではありません。
③決済できるか?もちろん、売買できなければ通貨と呼ぶことはできません。

以上3点満たす事ができれば通貨と呼ぶことはできます。

今では少しずつ仮想通貨の認知が高まってきているとされています。

通貨の歴史いかがでしたか?

僕も執筆していく事でアウトプットできる良い機会でした。

次は仮想通貨の歴史について解説していきたいと思います。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

では皆様良い1日をお過ごし下さい!





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