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今日のアモーレ

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おいしいものとかモノとか、できごととか、思ったこととか。今日、それがおこって私がどうなったかの散文です。
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2024年3月の記事一覧

揺れるこころ_2024年3月28木/曇り

なにかを食べたとき、それがおいしかったら、 「おいしいなあ」と、たいていは思うでしょう。 …

藤浪フミオ
2か月前
15

桜はまだか_2024年3月25日/雨

なんか、むずむずするのだけど。 ここのところ、桜の花が咲きそうで、咲かないでいる。 そんな…

藤浪フミオ
2か月前
17

お土産、買う?_2024年3月22金/快晴

ここに、「栃木の味 レモン入り牛乳」がある。 栃木に出張した人が、みなさんでどうぞと仕事…

藤浪フミオ
2か月前
22

行けば思うこと_2024年3月8月/快晴

ほかの人はどうしてるのか知らないけれど、 わたしは、ある場所にいくと、いつも この前と同じ…

藤浪フミオ
3か月前
7

女と戦い_2024年3月15金/快晴

先日、電車で坐っていたとき、ランドセルの女の子二人に出会った。 さっきの話のつづきかな、 …

藤浪フミオ
3か月前
5

化粧を落としたら_2024年3月14木/快晴

なにも、女の身だしなみではなく。 いま流行っている化粧のことを、男の人はどう思うのだろう…

藤浪フミオ
3か月前
9

東京にないもの_2024年3月13水/快晴

これは前から考えていたことなんだけど。 よく、「東京」にはなにもない、という言い方があるじゃない? まわりを見ればビルばかりで、山や野原がない、 上を見ても空気が汚れて、空に星がない、 獲りたてのおいしいものが食べられない、 人はどこかよそよそしくて情が感じられない、 これではコンクリートジャングルじゃないか、と。 たしかに、「東京」は、消費するばかりの街かもしれない。 どこかの畑で育った野菜を食べ、 どこかの工場でできた服を買い、 それでことが足りるとしてしまう。 その意味

「おすし」の「お」_2024年3月12火/雨

いえね、このごろ、日本にきた外国観光客のインタビューをよく見ていて。 日本の思い出はと聞…

藤浪フミオ
3か月前
8

写真の腕組み_2024年3月11月/快晴

よく人物のブロフィール写真に、腕を組んで写っているポーズがある。 どうだろう、 「腕利きシ…

藤浪フミオ
3か月前
5

弁当をわし掴み_2024年3月10日

近くのお昼どきのスーパーに行ったときの話ですが。 レジ前の広いコーナーに、なかなかおいし…

藤浪フミオ
3か月前
5

滲みる_2024年3月9土/晴れ

鳥山明さんが亡くなった。 『Dr.スランプ』、『ドラゴンボール』の作者として、 鳥山さんを知…

藤浪フミオ
3か月前
3

雀、雀_2024年3月8金/晴れ

引っ越したばかりの借家の新居には、庭がついていて。 ここところ、 窓を開けてその庭にあれこ…

藤浪フミオ
3か月前
4

文章の書き方_2024年3月7木/晴れ

よく、「どうすれば文章がうまくなりますか」という質問がある。 わたしといえば、その答えを …

藤浪フミオ
3か月前
7

耳の使い方_2024年3月5日火/曇り

ちょっと、新しいことを試したくなるときって、あるでしょう? これはわたしが、「風」を感じてみたときの話ね。 その日は、朝から本を読んでいて。 「風という自然活動と人の心は物理的に繋がっている」、 風を体で感じればそのうちわかる、と書いてあって、 感心したわたしはさっそく外に出て、自転車に乗ったのだった。 自転車をこいでいると、「風」が耳をなでていく。 ときどき乱れたりするその感触や音に集中するのは、 つまり、なにかの修行の手前の手前の真似ごとだった。 やってみたら、これが不