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スペースマーケットホスト向けアプリのデザイン - 日々の業務をなめらかに

こんにちは、スペースマーケットでデザイナーをしている中原です。
きなこのお餅を食べながらこの記事を書いています🤤🎍

昨年12月、スペースマーケットのホスト(スペースの貸し手)向けアプリをリニューアルしました🎉

どんなアプリ?

スペースマーケットというスペースを貸し借りできるサービスで、スペースを提供する「ホスト」が日々の貸出業務を行うためのアプリです。
主な機能としては、

  • 予約やメッセージ対応などの「やることリスト」

  • 予約管理

  • ゲスト(借り手)とのコミュニケーション

  • 制約や売上の確認

などになります。

スペース運営はやることがたくさん!

モバイルアプリで提供するということ

ホストはスペース運営業務を毎日行っており、予約対応やゲストとのコミュニケーションなど複数のタスクに迅速に対応しなければなりません。

そういったスピード感が求められるタスクの効率化には、やはり常に・すぐにアクセスできるモバイルアプリでの機能提供が適しています。
しかしリニューアル前はブラウザアプリとして提供されている機能をそのまま表示するだけのものだったので、機能としては揃っていても「運営業務をスムーズに行う」というニーズには応えられていませんでした。

今回のリニューアルでは、こういった日々発生するタスクをホストがいかに素早く・負荷なく対応してもらえるようにできるかという部分をポイントとして設計を行いました。

日々のホスト業務をなめらかに

ホストによってスペースの運営方法はそれぞれなのですが、
設計するにあたり

  • 何件ものスペースを並行して運営されているホスト

  • スペースの維持管理から予約、ゲスト対応まで一人でこなしているホスト

  • 本業のかたわら副業としてスペースを運営されているホスト

といった、いろいろなタスクを並行しながらスペース運営されている方々が多くいらっしゃることに注目しました。

「様々なスペース&ゲストの予約をさばいている」「空き時間で要領よくタスクをこなしていく必要がある」といった方々の運営タスクをスムーズにするには

  • 自分が今対応しなければいけないことがわかる

  • 確認したその場でタスクを進捗させられる

ことが必要になります。
そういった点を踏まえ、やることリストや予約対応の導線をわかりやすく整備することにこだわりました。

 今しなければいけないことはアプリが教えてくれる

開発/運用もなめらかに - Flutterアプリへ

またよくある話ですが、旧アプリの

  • 改修の繰り返しや古い技術の利用によってメンテナンスしづらいものになっている(いわゆる技術的負債)

  • ↑のような理由で改修が後手になり、AppleやGoogleが求める品質に達していない

という問題もまとめてリニューアルで解消したいという思いがありました。
今回新しくFlutterでの開発になったので、興味ある方はアプリ開発を担当したエンジニアさんの記事を見てみてください。

あと個人的にFlutterを理解するためにこのチュートリアルにお世話になりました。Flutter完全に理解した()

ホスト機能の今後

ホスト向け機能・情報構造の見直し

モバイルアプリとして一部の機能を新しい見せ方で提供できたとはいえ、そもそも現在のスペース情報のあり方(施設・プラン・オプション等々)、ゲストへの提供の仕方などにいろいろな課題を感じています。
もっとスペースシェアの可能性が広がり、より魅力的なスペースが生まれるような仕組みを引き続き考えていきます。

あーだこーだ考えてます

モバイルアプリで更になめらかに

今回のリニューアルでは、まだまだアプリで実現したいことの一部しか提供できていません。重要な機能であるスペース情報の更新も実現できていませんし、予約(スケジュール)管理の複雑さもまだ課題として残っています。
「運用でカバー」していただいている部分も多々…🙏
さらにホストの日々の業務が「なめらかに」なるように、引き続き改善を続けていきます💪✨

アプリもまだまだ発展途上


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