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前向きな気持ちになれる王道ラブコメ〜恋人たちの予感〜

ニューヨークで懸命に生きるヒロインたちを題材にした映画がとても好きです。

映画、恋人たちの予感は80年代ニューヨークを舞台にした王道ラブコメ。

王道ではあるけれど、恋愛の理想と現実とが両方がしっかりと描かれていたり、また当時のファッションやスタイルも見どころ。

観たあとには気分良くハッピーになれること間違いなし!

男女の友情は成立するか?の議論からはじまる2人の友達関係

大学を卒業したばかりの、ハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン)はNYへ引越しするために車で相乗りすることに。

サリーの親友と付き合っていて出発直前までイチャイチャしていたハリーは、数時間後にはサリーに口説き文句を投げかけるような軽いタイプ。

思ったことはズケズケと口から出してしまう(笑)。

サリーは頭がキレて真面目さがありつつ、レストランではメニュー通りに頼まず、ソースをかけずに“横に添える”というおかしなこだわりを強くもっているタイプ(笑)

「男女の友情は成立する」というサリーに、

「男は魅力を感じる女とは寝たいと思うし魅力を感じなくても寝たいと思うから男女の友情は成立しない」

というハリー。

NYにつくと、お互い考え方の違いで悪印象のまま別れます。

それから10年たち、キャリアウーマンとしてニューヨークで奮闘するサリーと、
政治コンサルタントとして働くハリーは、偶然の再会をします。

「魅力的だけど寝たいと思わない最初の女性」

と言われ、2人の恋愛抜きでの友達関係がはじまります。

それから、互いに恋愛相談をするほどに唯一無二の何でも話せる親友になっていきます。

その友情関係は、次第に、いつしかお互いに惹かれていくことになっていきます…

仕事に恋に奮闘する、ニューヨークで懸命に生きる女性たちの映画

多くの映画やドラマに、ニューヨークという刺激的な街での恋や仕事に奮闘する魅力的な女性たちが描かれますが、メグライアン演じるサリーも、その1人。

恋に敗れ傷つき、友人に助けられる。ひとを好きになる気持ちは、理屈では片付けられなくて悩んだり傷ついたりする。

最近で思いつくNYの王道映画、「はじまりのうた」でもそうだったし、少し前のドラマですが、「セックスアンドザシティ」でも。

いつの時代でも、ニューヨークという刺激的な街は、傷つき悩んだときにも、ひとを前向きにしてくれるエネルギーに満ち溢れています。

懐かしいけど今っぽい!80年代NYのファッション

ストーリーだけでなく、少し懐かしい80年代のファッションや街の雰囲気がとてもおしゃれ。

特に、メグライアン演じるサリーがとっても可愛い!

ふわふわすぎるカーリーな金髪、肩パッドの入ったプレッピーなOLスタイル、ハイウエストのデニムにローファー、オタクっぽい大きなめがね。

今見ても、今だからこそ?参考にしたいファッションがたくさん!

メンズたちの、デニムにシャツイン、ちょっとギークなスタイルも、かわいい笑

このニットをきた2人、とってもキュート。

名作の理由は、ラストシーンの素晴らしさ

ラストには、ハリーがサリーに告白するシーンが。

ここでの言葉がとても素敵。

恋にドキドキしたり、憧れたりすることよりもこうして身近なひとこそ自分が大切な人、ということを、もっともっと素敵に言語化してくれています。

いかにも、「クリーシェ」な映画ですが、分かっているからこそ、何度でも観たくなるのがラブコメなんですよね。

そんな今日は、メグライアンを真似して、ハイウエストのデニムに白いカットソー、黒のローファーを履いて、出かけよう。

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