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夏の手しごと その2 らっきょうの甘酢漬け

我が家の食養生にかかせないもののひとつが、毎年初夏に仕込むらっきょうの甘酢漬け。

春から夏にかけていろんな食材が旬を迎えるので、仕込み作業でこの時期は大忙し😅

らっきょうの旬は6〜7月。この時期を逃すと新鮮な生のらっきょうは手に入らない上に、らっきょうは生命力がすごくて1日放置しただけで芽がどんどん伸びてくるので、例え平日仕事が忙しくても届いたらすぐに仕込まないといけないのです💦おそるべしらっきょうの生命力。

らっきょうは6月の下旬に甘酢に漬け込んで、今ちょうど美味しく出来上がってましたー。

今年は鳥取砂丘産の有機のらっきょうが手に入ったので、大きくてプリっとしててパリっとした歯触りが最高👍

本格的な夏真っ最中の今、我が家では夏バテの予防に毎日1粒のらっきょうから元気パワーをいただきます❗ご近所のお友達にもおすそ分けしてみんなで元気に♪

らっきょうはカレーの付け合わせ程度にしか思っていない人も多いかもしれないですが、らっきょうのすごいパワーを知って夏の食卓の定番にして頂けたらと思います。出来てるものを買ってきたって全然いいのですが、手作りは砂糖と塩の分量も加減できるし我が家好みの味にできるのも◎

では、らっきょうのすごいパワーと我が家流の簡単な作り方をご紹介します!


▶ らっきょうのすごい効能

生のらっきょうの生命力の強さを考えると納得ですが、らっきょうはすごい効能を持ってます。

ただ、身体にいいからといって食べすぎは胃の消化を促進しすぎて胃痛がおきたり、臭いも気になってくるので、1日食べる量は多くても3粒ほどに。

我が家は夕食の最後に1粒食べるのが日課です。こういうパワーの強い食材は大量に食べずに、少量をゆるっと毎日続けるのが食養生の基本ですね。

甘酢漬けにすると、生のらっきょうの栄養が漬け込んだ汁に流れてしまうので食べるときは汁も食べるのがポイント❗

すごい効能はこちら。

🌟血液さらさら

玉ねぎにも含まれている硫化アリルが血液をさらさらにしてくれる。

特に夏は汗を大量にかいて体内の水分が減少し血液の濃度が濃くなりがちなのでその予防に大変効果的。

🌟抗酸化作用

らっきょうに含まれるサポニンというファイトケミカルで免疫力アップ⬆

🌟消化促進効果

胃に残った未消化物の消化を助けてくれる効果がある。

🌟冷えや血行不良の解消

体内の”陽”の気を補ってくれるので、慢性冷え性の方の改善にも。


▶ らっきょうの甘酢漬けの材料と手順

材料:

らっきょう800g、酢1と1/4カップ、水(酢と同量)、砂糖150g、塩大さじ2、赤唐辛子1本

2Lの密閉保存瓶、ホワイトリカー(瓶消毒用)

① らっきょうは水でよく洗い、とがった芽の部分とひげ根を切り落とす。薄皮に浅く切り込みを入れて、水をはったボールの中でこすり合わせるようにして薄皮をむく。

point👍 らっきょうをざるにあげてしっかり水気をきっておく。(水に長く漬けておくとできあがりがパリパリ食感にならない)

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② 鍋に酢、水、砂糖、塩、赤唐辛子を入れて煮立たせる

③ アルコール消毒した瓶にらっきょうを入れて、②を熱いうちに注ぎ入れる。

④ 完全に冷めたら蓋をする。

point👍  らっきょうが甘酢に完全に浸かっていないと傷みの原因になるので、らっきょうが浮いてくるようなら表面をラップで覆うか、甘酢の量を増やしても。

⑤ 冷蔵庫に保管して1ヶ月後くらいしたら完成!

 (甘酢液が少し黄色く色づいてきます)

 保存期限は冷蔵庫で1年くらいもちますよ。

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らっきょうの根っこや薄皮をを取り除いたりする作業だけすれば、あとは甘酢に漬けるだけで長期保存のきく簡単でお手軽な常備菜になります。

夏の疲れた身体にお酢とらっきょうのパワーを注入して、その日の疲れはその日のうちにリセット、夏バテ知らず、元気いっぱいで毎日を送りたいですね❗❗

ありがとうございました👐

fuming











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