謎の黄色い実、コリンキーかぼちゃ

つい目が離せなくなってしまった。
八百屋の軒先に箱積みされている、この謎の黄色い実はなんだ？

どうやら「コリンキーかぼちゃ」というらしい。
店頭のPOPには「生食におすすめ」と書かれていた。どうやって食べるかも検討がつかないが、家に連れ帰ってみた。

初めての出会い、次にいつ会えるかなんてわからない。躊躇してられっか！

帰りの電車の中でレシピを調べて、今回はツナマヨであえてみることにした。自宅に着いたら、いざ台所へ直行！

半分に割って、細い千切りにしていく。
ピーラーで薄切りにしてから千切りして、細ーく細ーく。

切ると、独特のぬめりに気づく。つるっと滑るぬめりはズッキーニぽいな……

そんなことより、まな板の上のスペースが足りなすぎる。台所に作業スペースがないので、流しの上にまな板を渡して調理をしている。
今のアパートは結構気に入っているけど、次引っ越すときはもっと大きな台所が欲しいな。

思考がぐるぐる巡る中、ひたすら千切りをし続ける。
千切りはどんどん増え続けて、ステンレスのボウルに溜まっていく。

ぼんやりしていたらコリンキーカボチャが、だんだん錦糸卵に見えてきた。
見た目は錦糸卵なのに、つまみ食いしたらシャキシャキで変な感じ。

ズッキーニやきゅうりより水分量が少ないから、コリっとした食感で、でも匂いはかぼちゃなのが不思議だ。味はあんまりかぼちゃっぽくない。やっぱりズッキーニとかぼちゃの中間みたいな野菜。

千切りが終わったら、薄切り玉ねぎ、クミン、ターメリック、マヨネーズで和えて一品完成！

千切りが雑なのは気にしないで

エスニックな香りとコリコリの食感が爽やか。
めずらしい野菜との出会いがあるから、八百屋通いは止められねえぜ……。

本日もごちそうさまでした。