フミクラ

書斎のある古民家で暮らしたい。完成するまでのあれこれをのんびり綴ります。

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書斎のある古民家で暮らしたい。完成するまでのあれこれをのんびり綴ります。

最近の記事

あっという間に7月も半分が過ぎそう。エアコンは直りましたが、仕事にプライベートにドタバタが続いてしまって、家のことはしばらく止めている。しかしこちらが止まっているあいだにも、庭の草木はどんどん伸びていく…… 次回、草とのたたかい。

    • いい感じの庭をもとめて

      自宅に庭があるというのは、それだけでも贅沢なことだと思う。 草刈りとか手入れとか大変なことも多いだろうけれど、日々暮らしていくなかで自然がすぐそばにあるというのは、人間にとって実はとても大切なことなのではないだろうか。 大都会で朝から晩まで働いていたころ、とくに冬場などはまだ暗いうちに家を出ることになって帰りも当然真っ暗だったので、太陽の光を浴びるのはほとんど昼の休憩時間だけなんてこともあった。 昼飯を食べたら近くの小さな公園に立ち寄ってただぼーっとする。気休めでしかないか

      • 現調日和

        はじめての現調(現場調査)の日がやってきた。 お付き合いのある建築士さんには、古い家のリノベーションはフタを開けてみると必ず何か起こりますよ……と言われているので、ドキドキしながら家の状態を調べていく。 12:00 あらかじめ掃除したり窓を開けたり荷物をどかしたりしながら、皆が到着するのを待つ。幸いお天気にも恵まれて、家のなかに居ると風がとても心地よい。窓を開けっぱなしにしていたらヒヨドリが飛び込んできて、床にプリっとして出ていった。運がついたということにしておこう(笑)

        • 家探しは自分探し

          暮らしって悩むことばかり。 日々のルーティンにも家庭や仕事にも、、細かく挙げていくとほとんど無限に出てくる悩みも、ざっくり分けるとふた通りあると思う。 ひとつは答えがだいたい決まっていて、時間や人手やお金などがあれば解決できる課題(とはいえそれが無いから悩むのだけど)。 もうひとつは正解のない悩みごと。どうすればいいのかの前に、そもそもしたいことが何なのかも分からないというモヤモヤした悩み……。私にとって家探しというのはこっち側でした。 数年前にコロナ禍がやってきたとき、

        あっという間に7月も半分が過ぎそう。エアコンは直りましたが、仕事にプライベートにドタバタが続いてしまって、家のことはしばらく止めている。しかしこちらが止まっているあいだにも、庭の草木はどんどん伸びていく…… 次回、草とのたたかい。

          今ここにあるもの、を活かしたい

          書斎のある古民家での暮らしを目指して、これから改装計画を練っていくことになるのだけれどその前に、今ここにあるものは何なのか?を言語化してみたい。 目の前にある光景をそのまま言ってみると、狭くはないけれどたいして広いわけでもない土地があって、草木がぼうぼうになってしまった中庭と外庭があって、コの字型に古い和風の平屋が建っている。 コの字の端っこから家の中へ入っていくとまず玄関と応接間、ついでリビングとダイニングを兼ねた和室とキッチンがある。さらに洋室を挟んで、中央には水回り

          今ここにあるもの、を活かしたい

          はじめに

          書斎のある古民家で暮らしたいなと思っている。 本はいまも、絵本から人文書まであれこれ雑多に読むのが好き。 紙の本はもちろん電子コミックや、noteだって本だと思う。 だいぶ減ってしまったけれども、街にはまだ本屋さんも図書館もある。 田舎にしては、そこそこに文化的な暮らしができているほうだと思う。 借りているマンションもそれなりに住みやすくて特に文句はない。 でも、どうも日々の生活のなかで、 ちゃんと本と向き合えていない気がするのだ。 いつしか失われた「読む時間」は、な