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自分で気づけなかったドキドキの意外な正体

人前でスピーチしたり歌ったり楽器を演奏する時は、誰しも緊張して手が震えたり汗をかいたり声が震えたりすると思います。私も酷いあがり症です。ドキドキするだけでなく吐き気がしたり目眩がしていました。でも昔を思い返すと若い頃は結構肝がすわっていて結婚式のスピーチも市民楽団の演奏会も全く緊張しませんでした。子供英会話教室で講師をしていた時もご父兄の前で歌ったり話したりしてもそれほど緊張しなかったので自分でもこの変化を不思議に思っていました。

なのに今勉強中のジャズボーカルもトロンボーンも、セッションや発表会の時のあまりの具合悪さに「この趣味向かないかなあ」とも思っていました。レッスンが終わった後に帰路についた際、緊張から来る体調不良で車のシートから起き上がれない時もありました。でもある日、月1回通うクリニックで体調不良の一因が判明したのです!

ホルター心電図という24時間装着する心電図があり、血圧が高めなのもあり半年に1回検査することになったのですが、その検査で判ったのが、緊張したり運動したりして脈拍が上がった時に著しく不整脈が増えているとのこと。普通の心電図の検査ってベッドで寝た状態で検査するので脈拍が上がらずあまり顕著な不整脈が検出されなかったわけです。

40代になったあたりから何故か体をどこかにぶつけたりして痛みを感じる時「痛い!」という前に「気持ち悪い(吐き気がする)」と感じていたのですが、もしかしたらそういった日常生活の些細な脈拍変動や血圧上昇でも同じような症状が出ていたのかもしれません。

今は飲み薬を頂いてそこまでの体調不良は感じなくなりました。それでも緊張はするのでそこは病気ではなく練習不足と知識不足と技術不足から来る自信の無さですね。こればかりはお医者様も先生方も治せません…自分で取り組むしかないです。

去年の今頃を思い返せばカフェも運営していませんでしたし、ジャムセッションへの参加経験も数えるくらいでした。今は大分人前で歌うことやトロンボーンを吹くことに慣れてきました。もしかしたら人生初のジャズライブ出演も年内にあるかもしれません。少しずつではありますがいろいろ前進できているのではと思います。ゲストハウスのオープンについては当初の予定から一部縮小になりそうですが春に向けて着々と準備中で大忙しです。万全の体制でオープンできればいいなあと良い意味でドキドキワクワクしています。

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