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旅のための東洋医学


「旅は英気を養う」というけれど
性分に合う旅は日常に活力をくれる。
反対に、性分に合わない旅をすると
余計にストレスが溜まったりして
「やっぱり家がいちばん〜」
なんて帰宅するなり倒れ込んだりする。

旅行でリフレッシュしたいし、癒されたい。

そんな時、東洋医学の知恵は
いいヒントになる。

東洋医学では足りないものを
補充してあげることで気を巡らせ
心身を心地よいバランスに
整えていくことを目指している。

バランスを整えるときに
とくに大事なポイントは
足りなくなりやすいものには
ひとの性質によって傾向があること。 

つまり、
リフレッシュできる旅をしたければ
自分の属性タイプを知るといい。

鍼灸の世界で用いる五行論では
木火土金水という五つのエレメントがあり、
その濃淡が影響することで
人は構成されていると考える。

個性や性分に合うものを足すと
ひとは整いやすく、疲れも早く回復する。

自然の中でゆったりが性に合う人も
たくさんの場所を巡りたい人もいる。 
新しい味に挑戦したい人も
定番のメニューに癒される人もいる。

人と比べるものでも、競うものでもなく
自分にぴったりの時間を知ることは
何より価値のあること。

無意識に思い込んでいた
べきべきを手放すと
旅も日常も、もっと素敵になる。

くっきりした正解より
新しい視点で頭をほぐしてくれる。
東洋医学のそういうとこが好き。

次回はあなたの英気を養う旅のヒントになる
五行タイプ別の旅の養生のポイントについて紹介します。



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