「大間のマグロを求めて」 東北北海道ツーリング6日目(青森県→本州最北端)
明日の北海道上陸に向けて大間まで向かう1日である。
既に青森県には上陸しており、大間まで150kmほどなので6時頃までのんびり睡眠。
時間に余裕があるので、昨日の残りの焼きそばを作る。焦げることもなく無事に完成である。美味。
のんびりと海沿いで黄昏てから、7時半荷物をまとめてカブに跨る。いざ、本州最北端へ。
途中、青森はほたてが有名ということで、またしても道の駅に吸い込まれる。道の駅よこはまにてホタテ焼きは高いので、ほたておにぎりを食す。
菜の花が有名らしく菜の花メロンパンも気になっていた。メロンと菜の花どっち寄りなのか?
青森の奥へ参る。カーブはくねくね。ひたすらにくねくね進む。天気は快晴なのでツーリングとして気分が良い。群馬県の峠を越えていた時と比べて、気持ち的にもだいぶ気楽である。
途中湧水があったりと奥地の自然を感じる。(基本的に自然を感じてばかりである)
最初の目的地の恐山に到着。
三大霊場なだけあって、独特の「静」という言葉があう雰囲気。風車が至る所で回っている。
入ってみるとやはり外は違う異様な雰囲気があるし、硫黄の香りもする。
ーー硫黄の香り??まさかの恐山の中に温泉あり。
正直なところ、この温泉が建物の風呂場感も相まって良かった。
恐山で黄昏を感じて、大間崎へ向かう。
再びくねくねカーブを進み、特に問題もなく本州最北端大間崎へ到着。
金額的にも悩んだが大間崎に来る機会なんて当分ないし!!(結果、1年後また来る。)という気持ちだったので、お昼にまぐろ丼を。
マグロ丼は3400円。大トロのマグロが肉のように分厚く美味しい。さすが大間だなーと思うが、正直近くでたべるちょっといいマグロと一緒に出されたら違いが分からないかもしれない。
大間で食べることに意味があるのだと考える。
もちろん、ペロリと平らげた。
1日の生活費より1食が高いとはなんだか変な気分である。
人も少なかったので大間崎で記念に写真を撮る。
今回は最北端だが、この最〜端を目指すのって旅をしている感じがしてなんだか楽しい。
来たぞーー!!!という気持ちになれる。
特に家から自走してくると、より感じられる。
時間もあるので、先に近くのお風呂「おおま温泉海峡保養センター」へ向かう。380円で健康ランド並みの施設があってかなり良い。
そして、一番の思い出がここのサウナに入った時である。地元の人がサウナでこの辺りの方言である下北弁?津軽弁?で話をしていたが、何を言っているのか全く言葉が分からなく、同じ日本なのになんとも変な感じがした。
方言が特徴的と話には聞いていたが、耳を傾ける程度では全く分からなく、こんなに土地によって違うものなんだなーと学んだことである。方言って面白いなぁ。
ここのお風呂はこの体験も含めておすすめ。
大間崎へ戻る。
この辺りのキャンプ者向けにすぐ近くに大間崎キャンプ場があり、テントを張る。
環境は良好。無料だが家族連れもおり、平和なキャンプ場という感じで良い場所だった。
後、本州最北端にいる気分を味わえるのは良い。
18時、ファミリーマートさとう大間店で買ったパスタを茹でて、ペペロンチーノの素をかけて食べる。
黄色のカブを見て、そこに近くのおじさんキャンパーが話しかけてくる。旅が大好きなんだー!という話をパスタを巻きながら聞く。長期で旅をしており、今は旅の途中で近くのマグロ店でバイトをしているとのこと。なんだか旅っぽいな。
ちゃっかり、賄い?のマグロ刺身とマグロ焼きをもらう。ありがたや!!
夜の誰もいない大間崎に歩いて行き、明日は北海道だ。と再び黄昏る。
朝7時発のフェリーに乗るので、早めに寝る。
6日目(8月19日)まとめ
目的地:本州最北端大間崎
宿泊地:大間崎キャンプ場
時間:7:30-16:00
走行距離:158km
朝食:昨夜の焼きそばの残りとヨーグルト
昼食:3色まくろ丼(大間んぞく)
夕食:ペペロンチーノパスタ
お風呂:おおま温泉海峡保養センター
費用:5157円(朝116、昼3400、夜200、宿200、ガソリン411、お風呂380、ほたておにぎり150、恐山500)
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