私の中のかえるさんとのおはなし

身体というのはとても正直です。

私たちの深層意識の表現が身体に表れているともいえます。

私はよくそれが悪寒であったり、ざわつきであったり、震えであったり

いろんな体感でもって感じることがあります。

3月の後半に入ってから、私は下半身の氷のように感じる冷たさと

ざわつきをずっと感じていました。

そんな中、カエルが出てくる夢を見ました。
とてもリアルな夢だったのですが

あまり追及せずに放置していました。

始めのうちは更年期だからかな～とあまり気にしていなかったのですが、

そのうち、ザワザワする感覚が日に日に強くなり、とうとう

一睡もできない日が続くようになったのです。

ザワザワする感覚は冷たさも持っていて、それが右へ行き左へ行きと移動するのです。それが本当に気持ちが悪く、そんな時はじっとしていられず

部屋中を歩き回ったりしていました。

さすがにこれはおかしいぞ(滝汗）と気づき

久しぶりに自分にワークしてみることにしました。

以下はそのイメージワークの内容です・・

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ゆっくりと呼吸しながら自分の内側を覗いていきます・・

身体がザワザワしていている感覚に意識を向けていくと

水の中に黒い絵の具を落としたようなイメージが浮かんできました。

その黒いモヤモヤしたものが、私の冷たくてザワザワする元凶のようです。

しばらくその黒いモヤモヤを眺めていると

やがてそれは少しずつ一か所に集まっていき
何かの形になっていきました。

そこで驚きました！カエルです！

しかも、普通のかわいいカエルではなく、右目は右の方に、左目は左のほうにと

それぞれ別の方向を見ていて
背中はヌルヌルべちゃべちゃで、妖怪のような

暗くて陰湿な気味の悪いカエルがそこにいました。（私の内側に、です）

あまりの姿にゾッとして、離れて眺めていました。

そのカエルは、背後からメラメラと炎が燃え上がるように怒りを発していました。

何かブツブツつぶやいています

近寄ってみると「私を無視しやがって！」とか「許さないぞ」とか

つぶやいています。

誰のことだろうと思っていましたが
カエルさんの怒りの目がまっすぐに私を見ているので
私だと気づきました。

そのカエルはもう一人の私だったのです！

カエルは、本来の姿は自分に優しい緩いカエルでした。

おおらかに自分を許してくれて甘やかしてくれる存在でした。

私はどうやら、このゆる～くて自分に甘い
でもとてもおおらかなカエル（自分）を

自分でも気づかないうちに全否定しずっと表に出てこないように押さえつけていたようなのです。

それも長い長い間。私の人生のほとんどの時間ずっと・・・

その妖怪カエルは私のすごく訴えていました。

「あなたは、動物たちや他の人達にはすごく許容することができている。
自分以外にはとてもおおらかに見て感じることができる。
なのに、どうして自分のことになると、急に自分を型にはめたがるの？
自分をどうして許せなくなるの？どうして自分をちゃんとできてないなんて言うの？」

あまりに言葉に頭が真っ白になる私＾＾；

なぜなら私は自分に優しいと思っていたし、昔ならともかく今は自分を責めることも

なくなってきたとすっかり安心していたから・・

妖怪カエルに責めたてられてたじろぐ私（汗）

次回へ続く・・・