見出し画像

まちづくりに必要な、「〇〇をやめること」〜オススメ記事紹介〜

LDLではバディ制がスタートして、毎月シャッフルされていっております。八月のバディは船舶調理師としてご活躍中でもある日下さん、木下所長のオススメ記事を紹介し合いました。

スクリーンショット 2022-09-11 午前11.07.28


日下さんは、船上調理師。LDLの全体からは船上から参加で、電波の心配がありますがw 以前は、父経営のバーを継承し7年。その後、母経営の居酒屋を14年経営されたそうです。事業経験を長く経験されてる日下さんの響いた記事はどれだったのか??下記に発表です。

日下さんの木下所長オススメ記事はこちら⇩

スクリーンショット 2022-09-11 午前10.58.34

日下さんの1記事目 ポエムではなく数字

日下さん「僕の知る範囲ですが、地方の中小企業では2.30億の企業の経営者でも数字を見る力が弱いと感じてます。個人経営のお店なら尚更。」

「コロナ禍でも危機感の遅れがあった所は数字に対する意識が薄かったのかなーと思ってます。ちゃんとファクトを集めて、数字を元に自社の継続可能性を探れば撤退という判断も視野に入れれたはずだけど、補助金漬けで生き延びて、未だ(今更?)に行政への不満をつらつら行ってるオーナーさんを見かけますね。」

最初に日下さんが、オススメしてくれたのがこちら!!ポエムではなく、数字 という、タイトルにドキッとしませんか?w

「地域をよくしよう」想いを語るが数字が全然乗っていない場面に出くわすことありますよね?数字はとても大事な道具ですよね。たーしかに!と思いながら記事を読み返した次第です。


日下さんの2記事目 事例分析に求められるも3つの理解

結果理解、プロセス理解、抽象理解

意外と自分の過去の知識にたよって、ちゃんと事実を見れない人も結構多くて、説明したあとに「つまりこういうことでしょ?」とかいうおじさんが全く的外れというのがよくあります。つまりちゃんと話聞いていないのです。笑 ちゃんと説明聞け、ということなのですが、意外とこれ難しいのですよ。ゆはり人間ってバイアスがかかるので、自分の経験則に基づくところで情報を精査して、分かりにくいところは聞き飛ばしたりするのです。        木下所長の記事より引用

日下さん「他のもそうなんですが、テキストで読むと「なるほどな」となるけど、自分が実践出来る様に身に付けるとなると難しいですよね。

なるほどで終わらない為にも、まず第一段階の「結果理解」をフラットに出来る様に、色々な視点をもつ意識をするようになりました。」

結果理解、プロセス理解、抽象理解

プロセス理解とあるように、結果からどのようなプロセスがあったのか?それを想像するにはまず、自分自身も地域で実践しておく必要があること。解像度の高い質問と、自分の地域に持って帰れる抽象理解に繋がっていき、視察から得られる情報が全然変わってくるなぁと。

狂犬ツアーで視察する時の解像度もあがりそうですね。


岡崎「なるほどぉぉぉぉ!」となりました。私とか結果理解も自分フィルターが結構かかるので、的外れにならないようにしないとなと、日下さんの話を聞きながら読み返すと2記事とも改めてグサグサきました。(さすが日下さんw)

◯数字の伴わないポエムはやめること

◯ただのコピペ視察のような、解像度の低い視点をやめること

日下さんの落ち着いた佇まいと、トークはさすがで、zoomで話しに加え、メッセンジャーでやりとりも盛り上がりました。やり取りの中で、私のシェアしたい記事は増えに増えw  以下のようになりました。

◯厳選5選!!「やめる」にオススメな木下所長の良記事!!

スクリーンショット 2022-09-11 午前10.58.23

時期によって響く記事は違うのですが、陥りがちな思考の偏りに気づかせてくれる木下所長の記事は、ほんと思考の羅針盤になっております。パートナーはやってますが、ビギナーでもあるので。

私のオススメする所長記事は、「やめる」というものをテーマにしました。私が最も陥りがちなテーマなので、何度読み返して軌道修正をするのです。

※一部引用しつつ


◯オススメ記事 1つ目 効率化のためにやめる

効率化は継続性を担保する上でとても大切な要素である。その時に重要なのは、「やめること」の徹底にある。特に地域での取り組みは「やめる」ということをマイナスに捉える節がある。必要がなくなればやめるのがあたり前で、単に長くやっていればいいってものではない。        木下所長の記事より引用


私は続けることを変に”良いもの”と考えがちで、精査して辞めるものを決める事が出来てない事がおおいので、グサグサきます。やることが全てうまくいくわけではないし、予想より伸びなかったり、形骸化してしまうものだってある。新しいことを始めるためにも定期的に整理して見直しが必要ですよね。限られた時間しかない活動時間でしっかりやっていくためには、やめることがまず大事だと思います。

ちなみにこの一日一言シリーズは、短くエッセンスが詰まってるので非常に好きです。繰り返しみて、確認してます。オススメです!!買いましょうw


・2016年1月版「一日一言」入門編https://note.mu/shoutengai/m/m11e183841c7f

・2016年2月版「一日一言」まち事業経営基礎編https://note.mu/shoutengai/m/md0a65abf6bec

・2016年3月版「一日一言」地域に関わる個人の心得編https://note.mu/shoutengai/m/mced282b7a7f9

・2016年4月版「一日一言」作業効率化編https://note.mu/shoutengai/m/mb17d8d00b464


◯オススメ記事 2つ目 やめるべきものをやめる

何より現場ではやれる、やめない、なんてそう簡単に決められないので、リーダーが自らやらなくてはならないわけです。地域でやめると決める時には、歴代の長みたいなところに筋を通すとか面倒なこともあるでしょうが、やめるべきものをやめないと、結局リソースが不足して、本当に必要なことにヒト・モノ・カネをかけられなくなってしまいます。             木下所長の記事より引用

多くの場合、「最良」の敵は、「良い」である。って言葉がりますが、まさしくそうで。凄い、どうでもいいことは簡単に辞められます。問題は、2番手or3番手あたりのものですw地域には辞めると判断するのが、結構面倒なものが多かったりします。加えて、地域の集団になると、輪番になっていて名ばかりリーダーとなり止める判断ができなかったりします。でも止めるのはリーダーの仕事だなとつくづく思います。それに、多くの人が関わってる。ダメだと思ったら止める。そのワリをくうのが、若者とかなら尚更です。これ、私のまわりに本当によくあって、ヘドバンするぐらい共感しますw


◯オススメ記事 3つ目 「みんな」という認識をやめる

私は常々本とかでも「みんな」という人はいませんよ、ということを書いています。しかし未だに会議では、みんな、地元のみなさん、とかいう言葉が出てくるのですが、それは誰ですか、ということです。     木下所長の記事より引用

具体なき多目的は「無目的」という所長の言葉があるように

そもそも、”郷土愛”や”ふるさと”という情緒的なところがシェアされることが多く、数字ではなく、フワッとした主観ノスタルジーな視点が動機だったりします。動機は、素晴らしいですが賞賛を得るためだと意味がなく、対象が「みんな」という曖昧な言葉でズレまくったりします。「良かれ」と思ってやっているから反省も具体的ではないと曖昧になります。「頑張ってるから」とかそんな問題ではなく、事実と結果とそして数字と向き合わないとダメだと感じる記事です。


◯オススメ記事 4つ目 「いいひと」を目指すのをやめる

自分なりに考え動き、そのうえで付き合える人たちとの時間を大切にするだけでも人生の時間は短すぎるほどなんですよね。       木下所長の記事より引用

私たちが一緒に過ごしたい人との時間でも限られてるのに、本当に必要なことに時間を費やせてますか?と問い直したくなる記事です。段々、年を重ねていくと昔から貴重にしてた時間が更に貴重になりますよね! 都合のいい人になってる時間はないと思うこのごろです。

100人の合意より1人の覚悟 という言葉を所長はいってますが、、

これも共感するのは、みんなとはいえ結局、声の大きい人に引っ張られるってのはよくあります。なので、みんなから承認されるなどを気にせずにとっとと行動しようと思う良記事です。


◯オススメ記事 5つ目 安く沢山をやめる

最後は安く沢山をやめる。

最後は、安く沢山をやめる。本当にやりがちだし、TVの影響とかもあり、安くてボリューム満点でよい!みたいな風潮ありますあります。番組としては面白いかもしれませんが、そもそもそれを良い商売として認識するのは

そもそも高齢夫婦みたいな店舗などの投資回収が終わってて”生きがい”みたいな経済ではなく健康や社会からの孤立防止のためにやってるみたいなのと勝負なんかできるわけがない。

だからそんな店に若い新規参入の経営者が、大きな借入を起こして設備投資して、多額の家賃も支払い、子育てもしながら同じような商売ができるかといえば、できるはずもありません。速攻で潰れます。だから高齢のデカ盛り激安店を善として、それに従えといわんばかりの風潮というのは大変困ったもので、健全な商売を阻害することになります。                木下所長の記事より引用

”やめること”最後はこういうところと真似なんてやめることだなと。

日下さんが「尖ったコンセプトもしっかり中身がないとデカ盛りや過度なインスタ映えなどの表層的なものになってしまいそう。。。」とおっしゃってましたが、まさしくそうですね。

それこそ、日下さんの教えてくださった2記事目の結果理解、プロセス理解、抽象理解を読み込んでおけば、安易な解釈にはならないかと。

まだ、やりとりでは日下さんと全国の美味しいもや、行ってみたい所などの記事をシェアしていく予定なので追加記事をだせれば!と思います。

以上、バディでシェアした。

所長のおすすめ記事紹介でした〜!!


※補足 昔の所長はどんな記事書いてたんだろう?と遡るのは月別をクリックすると、一覧でわかって便利。最初にお薦めした、一日一言とかは2016年くらいにあります。チェックしてみてくださいませ。

スクリーンショット 2022-09-14 午後11.57.43


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?