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一緒に体験する貴重さ。

家族との過ごし方って、自分の子供の頃とずいぶん変わりました。
前はテレビでしか、映像を手に入れることができなかったので、祖父母とチャンネル争いなどに励みました。
しかし、家族と一緒にテレビを見たのは今や昔。。。。

私が親とTVをみて一緒に過ごしたようなことは、最後はいつだったろうw。。。

◯「家族だんらん」ってなんだ?


家族と一緒にテレビを見たのは今や昔。。。。
家にいれば、それぞれ一つのタブレットをみて過ごす時代になってます。
子供の頃は、金曜日から日曜日は、テレビである映画の時間で金曜ロードショー
や日曜洋画劇場など、時間が限られた中で最高に楽しめるものを見てました。

液晶が溢れていて、youtubeをはじめ、なんでもいつでも映像メディアが見れる時代。んー。なんか一緒に映像見たいなと思ったのと、子供との共通の話題をもっと増やしたいなと。

そこで、子供のピアノレッスンに送迎する際にむかーし揃えた、アメリカのホームコメディドラマ「フルハウス」を視聴してみることに。w

フルハウスは、幼い3姉妹を妻を亡くした父が、親友と甥と6人で子育てなどに奮闘する話です。子供は3人いるんですが、ちょうど、一番下の娘が初期のミッシェルみたいに可愛らしいので、兄たちは共感してみてくれました。

子供が主軸にいるから、テーマもうちの子供たちも理解しやすいものが多いからですね。移動中に1話見終わる感じです。


親子で映像の共有体験がして気がついたのは、視聴中の対話。
ほとんどは家の中での出来事がテーマだから子供達も身近に感じてもらえてます。
作品をみて、キャラクターがどう解釈したのか?とかその女の子の気持ちとか、これがジョークだとか、その社会のルール、キャラクターの心情を推察したトークをするのは映像をみながらだとしやすいんですよね。

「このことはどういう気持ちになってるんだろうね?」
「ステファニーはどう思ってると思う?」

など推察について

◯心の中で行われてるクリスマス

特に最近見て気に入ったのが、シーズン2の9話「タナー家のクリスマス」です。

主人公たち家族は、クリスマスに飛行機で旅行をします。ところが、大雪により途中で空港内でクリスマスを過ごすことに。。。。とても落ち込む子供達、そこに叔父のジェシーがいいます。

「クリスマスはどこかの場所で行われるものじゃない。
俺たちの中に起きているんだ。」

コートがけ。をクリスマスツリーに見立てたりして、楽しませようという気持ちだったり、楽しもうとする気持ちの大切さを伝えてくれました。

久しぶりに見て、すごく私に刺さりました。

確かにモノじゃ無いな。完璧な道具を用意しなくても、保育園で作った王冠でも楽しい気持ちになるように。私たちの心の中で、それを面白がるかは判断してるんだなと。というのを再確認します。

これは、私がやってる作業療法、音楽でも一緒だなと。無茶苦茶高い道具の前に、その人の動機だったり楽しみ方が大事だったり、完璧な演奏でなくても本人が楽しもうとする気持ちだったりを引き出すのは大事だなと。


楽しもうという気持ちがあれば、やり方は無限大とまでは行きませんが、答えは複数あることを改めて感じます。

子供は、欲しいものがあると、段ボール工作で、色々作ります。この前はバスケットゴールを、作ってました。今は子供の方が上手な気がする。私も柔軟に再び意識的に取り入れていこうと思います。

特別なならいごとでもなくて、ごっこ遊びでもいいんかなと。いろいろ試してみようと思います。


◯「子供は経験済みだけど、大人は1回目」


サラリーマンをやっていると、職場で仕事をするので子供は仕事をしている姿を見ることは少ないです。子供にあれこれ助言とか勧めたりするものの、私はチャレンジをしている姿を見せれているのか?というのを振り返りました。

子供には、私が人に教わったりしている姿。人に教えている姿。自分自身も1回目のチャレンジをする姿を、子供に見せるようにしています。

失敗することや、物事の困難なことや、うまくいかないときに対する切り替え方を見せるようにしています。

島田紳助の名言に、「子供は一回経験してんねんけど、大人は1回目やねん。親をやるのも一回目だから失敗する。時には間違ったこともいうかもしれん」的なことを言っていました。

それぐらい開き直っていいんです。子供も3回すればもっと効率よくできますがw我々は一回しか人生は味わえまえん。大人で入れる時間も父親で入れる時間も1回目だからやれることはどんどん試したいものですね!!


(やりなおせるなら、虫歯のない人生を目指したいw)


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