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全国を転々したノマドなヤツと、熊本城へ

先日、10年ほどまえにゲストハウスで一緒だったエイタくんが「熊本にきます!!」との連絡。「せっかく来るなら」と熊本城にご案内しました。1度京都ゲストハウスでたまたま一緒で飲んだ程度の繋がり、SNSで地味ーに繋がってたのでこの再会。SNSは人脈をゆるく繋げるのにはホント便利なツールですね。

いやよく再会したなとw

当時の彼は大学生で、宮大工を目指していましたが、ライターとなって完全テレワークな仕事をしつつ場所にとらわれない生活をしているそうです。ローカルに根付いた事とやっている自分とは結構真逆なライフスタイルですねw

 

月額4.4万から日本各地の宿に住み放題サービスを利用中

そんな彼は、「熊本には最大2週間滞在なんですよ」とのことで、「なんのこっちゃ?」と思って訊ねたのですが、下記のようなサービスを利用していました。
株式会社アドレスというところのサービスで、日本各地の家に住み放題のサービスのようです。シェアリングエコノミーの方に基づいたビジネスのようです。

画像の引用元:https://address.love

こんな、サービスがあるとは。世の中面白い。

エアビー、スペースマーケットもありますけど、こちらは定額制で全国各地を転々とできるところがまた面白いところだなぁと思いました。

引用元:https://address.love
このように上限が14日までというのが、また面白いですよね。出張などのそうも利用しやすいのかな?エイタくんは、街中で熊本の新町の宿だったようです。

「今回は、熊本に2週間滞在して。次は大分ですね」

こんな感じで、全国を転々としつつ、仕事はオンラインで完結をする仕事をしてい
るようです。業務をできるだけ、非同期にして自由に働いているそうです。ちょうど、滞在中にカレーフェスをしたこともあり、来てもらってカレーを楽しんでもらいました。

こういう生活をみると、また新しいサービスがうまれてきていて。「また出かけるときには、色々試さないとなぁ。」と改めて思った次第。

オンラインツールについては、マガジンにまとめてるので活用ください

https://note.com/fumihirookazaki/m/m7c1264133435



特別公開第3弾 熊本城 天守閣の内部にいってみた

銀杏が綺麗でした


話はかわりますが、熊本城の天守閣はホント久しぶり。

今年の6月から特別公開第3弾として「天守閣内部公開」があったのですが、みれてなかったので、この機会に誘っていってみました。

めっちゃリニューアルされててw
かなりモダンな観光向き!!

という第一印象。

展示が見応え抜群です!!


これは「熊本に来た人はとりあえずこちらに案内しよう」と心に誓いました。
復興のシンボルであり、熊本の文化であり、街中からのアクセスも良いし。
モロモロ抜群です。


城彩苑ができてから、グッとお土産とか食事とかへのアクセスも良くなりましたしね。


今、見てる景色は誰かが動きた軌跡

熊本城には復興城主という仕組みがあります。
以前は、一口城主制度だったかと。私もしてますし、兄弟、子供とかもしてます。

あんまり意識して、熊本城を考えたことなかったのですが。

西南戦争から、昭和35年前までは天守閣がなかったんですよね。※西南戦争時に、天守閣と本丸御殿が消失しています。
その後、1955年(昭和30年)に「熊本城跡」として国の特別史跡に指定され、1960年(昭和35年)の熊本国体開催と築城350年を期に、熊本市は一般からの寄付も募り1億8000万円の費用をかけて外観復元で大小天守と平櫓、塀などを再建ししてます。
参考:https://shirobito.jp/article/607

天守閣の中の閲覧では、①加藤時代、②細川時代、③近代、④現代とあるんですが、この③近代の昭和35年の再建ばなしが、とても興味深いですね。

松崎吉次郎さんの話、木下所長がオープンチャットの寺で書いてるのを読んで「そうだったんだ!」とその時しりましたw

松崎吉次郎の話ですが、
昭和34年、再建計画では2億円(大卒の初任給が1、1万円)。2億円もの予算はなかなか確保できず、またも再建計画は頓挫するかに思えた。そんな時、「さあ受け取って下さい」と5千万円もの寄付を申し出た人物が現れる。その人が松崎吉次郎という人とのこと。
熊本市で生まれ、天守のない熊本城を見て育った松崎氏は、若い頃から「熊本城を建てたい」と語っていたという。「株で儲けたらオレの手でお城を復元したい」という積年の夢を叶えるため、財産のほとんどを寄付したのだ。熊本城の再建費用は1億8千万円、国の起債が3千万円なので、松崎氏の寄付は実に予算の4分の1を占めた。

引用元はこちら↓

このような人の軌跡があり、天守閣はできたんだなぁと思います。当時の人が動かなかったら、ずっと熊本城趾で天守閣なかった可能性が高かったでしょうし、感謝ですね。

今回の天守閣になると、昨年、鬼瓦作った人とかからも話伺う機会もあったりしてより具体的です。いろんな思いが街にのこってるのだなぁと思いました。


まあ、雑記な話になりましたが。
自分のところの魅力を伝えるには、案内するのも。再発見になってよいですよw
というところでまとめましょうw

時期的にもよくて非常に銀杏が綺麗でした。

私たちも未来のために、いま動かないとですね!!頑張りましょう!!

いいもの残してやりましょう!!


【この記事について】
Locally Driven Labs(LDL)のプロジェクトの1つ“地方のオンラインの普及と価値の創造“にて、オンラインツールの情報共有を記事にしています。


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