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2021年10月の記事一覧
「身体の声」が聴けない僕たち 「ことばのアトリエ」対話録
僕(ふみぐら)と嶋津さんでつくっている自然発生的なユニットがある。
その名は「ことばのアトリエ」。フランス語のアトリエの源流を辿っていくと「木っ端をつくる者、その場所」という意味がある。
まるで僕らだ。
お互いに「ことばの原木」「ことばにならない断片」みたいなのを持ち寄って、削ったり、磨いたり。そんな作業をふたりの対話、お喋りをとおしてやっている。
だけども、決まった場所、決まった形式では
「嬉しい」は「楽しい」の上位互換だった
最近、嬉しいことがいくつかあった。楽しいじゃなく嬉しい。
こんなこと書くと読みたくなくなる人もいる。基本、人は他人の困難に反応しても他人の良きことにあまり興味はない。なぜか、そういう設定をされてしまってる。
まあ、そういうものだというのもわかった上での話。
ひとつは何年かぶりに、演劇仲間がお見舞いのお酒やら和ケーキやら果物や胡麻油(すごく旨い!)なんかを携えて信州まで訪ねてきてくれたこと。
書くために、書かない時間
最近、僕は文章を書かない。いや、書いてるんだけど書かない。また、なんかおかしなこと言ってるけど。
このnoteもそうだけど、人は文章を書く。
なにか伝えたいこと、言葉にしたいこと、そんなんじゃなくてとにかく読まれたくて書きたい人もいる。じゃなきゃ、こんなに世の中に文章が溢れてこない。
それは、べつ悪いことじゃない。
昔みたいに、文章を書いてリリースするのが限られた人たちだけなんてつまらない
やりたいことと「欲」は違う
人間は本来無欲なのか。それとも欲まみれなのか。
一般的に人は3大欲からは逃れられないって言う。けど、ほんとにそれが「欲」なのかはよくわからない。
その点、動物は欲のまま欲にストレートに生きてるなって思われがち。
でもよく見てると、欲というより「生きるため」な感じがすごくする。人間が勝手に「欲」と思ってるだけで。
もし生きることそのものが欲なのだとしたら、地球上でもっとも欲深いのは動物ってこ