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劇場公開によせて

「人形たち~Dear Dolls」× 「Bird Woman」公開決定!
去年の春から4人の監督で制作していた作品が公開決定となりました。うれしいです。おめでとうございます!

短編5本、池袋シネマロサにて、4月8日(土)~、大阪シアターセブンにて4月15日(土)~より公開です。
宣伝/告知へ関して、各監督さんのチームプレーが素晴らしく、ありがたい限りです♡

女性という題材について

私は、提出する作品に「女性らしさ」を求められることは多々ありましたが、それでもあまり、自分が女性であることを意識して作品を作ったことはありませんでした。

同時上映作品「Bird Woman」

このような機会がなければ、実際のところ、女性をテーマに1本映画作品を作ることはなかったでしょう。

女性にもいろいろな立場のひとがいます。
母親ももちろん。
かつては、みんな少女でありました。

私が題材に選んだのは、少女と母親でした。

短編映画「JOMON わたしのヴィーナス」より
女性の形を象った人形
田んぼの傍らで、古代の女性像を見つけた主人公・ちひろ

わたしは、自分自身が母親であることも、女であることも忘れて作品を作りたい種類の作家であると考えていました。
それでも「女性」について語るというお題を得たときに、母親の視点を持つわたし自身が作中に存在しました。そして、わたしが語りかける先には、かつてのわたしのような少女の存在がありました。
この世代の少女へ生きることの希望を伝えたいのでしょう。

40代半ばのわたしが経験してきたような不条理や不平等は、姿かたちを変えても、きっと今でも彼女たちの生きていく道の先に横たわっているような気がします。思春期のあなたは、今までよりもずっと楽に、どうかそれを越えていけますように…という気持ちです。

「女性たちの自由と解放」

ちなみに、「女性たちの自由と解放」というキャチコピー、フェミニズム運動の代名詞なのですね。
こちらに関しても知りませんでしたので、これから作品を作っていく上での良い気づきとなりました。

目撃せよ!

「女性たちの自由と解放をぜひ目撃しにきてください」
短編5本、池袋シネマロサにて、4月8日(土)~、大阪シアターセブンにて4月15日(土)~より公開です。

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